2026年のミラノ五輪ビッグエア男子決勝で、日本の木村葵来選手が素晴らしいスノーボードのパフォーマンスを披露し、金メダルを獲得しました。その中で彼が決めた「スイッチバックサイド1980」という技について、一部の視聴者から回転数に疑問が投げかけられています。実際に空中で5回転半(1980度)を決めたとされていますが、果たしてその回転数は正しいのでしょうか?この記事ではその疑問に答え、1980回転の実際の意味を解説します。
1980とはどういう技か?
「スイッチバックサイド1980」は、スノーボードにおける高難易度な技の一つで、選手が体を180度回転させながらバックサイドでスイッチ(反対側)から滑り、さらにもう一度180度を加え、合計で360度の回転を4回繰り返すという技です。これを決めることで、スノーボードのパフォーマンスとしては非常に高い評価を受けます。
木村選手が実際に行った技もこの「1980」に相当し、観客を魅了しました。しかし、実際の回転数については疑問の声も上がっており、その理由を詳しく見ていきます。
空中での回転数と180度の問題
技を成功させるには、回転数を正確にこなす必要がありますが、木村選手の「スイッチバックサイド1980」では、空中で実際に回転したのは1800度(5回転)に見え、残りの半回転(180度)は体を十分に回していないように見えるとの指摘があります。この点が視覚的に気になったファンが多かったのです。
実際のところ、技の完成度や着地の正確さ、回転のスムーズさを考慮し、スノーボード界では「1980」という名前が一般的に使われており、回転数の捉え方に多少の誤差があることはよくあります。そのため、見た目には「回転不足」に感じても、技全体の完成度としては1980度と評価されることが多いです。
審判の評価基準と技の名称
スノーボードにおける技の名称や回転数の評価は、単に回転の角度だけでなく、技の美しさや完成度も大きく関わってきます。審判は、選手が空中でどれだけスムーズに回転を決めたか、着地の際にどれだけ安定しているかを評価します。
そのため、木村選手の「スイッチバックサイド1980」が本当に5回転半(1980度)と完璧に回ったかどうかに関わらず、彼の技の完成度と着地の美しさが評価され、1980という名称が使用されるのです。スノーボードの世界では、技名が回転数や難易度を示す一つの指標となるため、多少の回転数の違いはあっても技名として「1980」が使われることがあるのです。
まとめ
木村葵来選手の「スイッチバックサイド1980」に関して、実際に回転数が5回転半ではなく1800度の回転に見えたことは事実ですが、スノーボードの技名として1980という名称が使われる理由は、その技の完成度と美しさにあります。審判は回転数だけでなく、技全体のクオリティを評価するため、技名や回転数が完全に一致しなくても評価に値することがあるのです。これにより、木村選手は金メダルを獲得し、歴史に名を刻みました。


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