ラグビーの戦術は時代とともに進化し、変化しています。大学ラグビーにおいても、昔はよく見かけた戦術が現在ではあまり使われていないことがあります。本記事では、最近見られなくなったラグビーの戦術について、具体的な例を挙げて解説します。
ドロップゴールとフェアキャッチ(マーク)
昔はラグビーの試合でドロップゴールやフェアキャッチ(マーク)がよく見られましたが、最近ではその頻度が減少しています。ドロップゴールは、得点を取るために有効な方法の一つですが、現在ではトライを目指すプレイが主流となり、ドロップゴールを選択する機会が減りました。
フェアキャッチ(マーク)についても、かつてはキックオフやキックからのボールに対して多くの選手が行っていましたが、現在ではプレースキックの精度向上や、タッチライン際の展開が多く見られるため、フェアキャッチが少なくなっています。
大学ラグビーでの変化した戦術
大学ラグビーでは、以前はよく見られた戦術が現在ではあまり使われなくなった例もあります。例えば、明治大学の「7人スクラム」は、もうほとんど見ることがなくなりました。これは、スクラムにおけるルールの変更や、より力強いフィジカルコンディショニングが要求される現代ラグビーにおいては、7人でのスクラムが効果的でないためです。
また、早稲田大学の「Wライン」や、フルバックのライン参加も近年ではほとんど見られません。これらの戦術は、相手の守備を崩すために有効であったものの、現代ラグビーではもっとシンプルで力強いプレーが重視されるようになったため、使われる機会が減少しています。
スクラムトライとラインアウトの進化
スクラムトライも、最近ではほとんど見られません。かつてはスクラムの力を利用してトライを取る戦術がよく行われていましたが、現在ではスクラムの強さよりも、ラインブレイクやボール展開を重視したプレーが多く見られるため、スクラムトライは少なくなっています。
ラインアウトでの「非リフティング」は、現代ラグビーでは完全に姿を消しました。これは、リフティング技術の向上と共に、プレイのスピードと精度を上げるため、リフティングが必須となったためです。これにより、ラインアウトの戦術も大きく変化しました。
現代ラグビーの戦術の進化
現代ラグビーでは、以前のような複雑な戦術が少なくなり、よりシンプルで力強いプレーが重視されています。例えば、グランダーやキックからのターンオーバー戦術は、今でも時折見かけますが、プレースキックやランニングアタックに依存する戦術が主流です。
また、選手のフィジカル面でも進化が見られ、選手が求められるスキルセットが多岐に渡るようになりました。ディフェンスやタックルの精度向上、スペースを作る走り込みや、リアクション速度の向上など、現代ラグビーでは選手個々の能力が非常に重要です。
まとめ
ラグビーの戦術は時代と共に進化し、変化しています。かつてよく見られたドロップゴールやフェアキャッチ(マーク)、明治大学の7人スクラムや早稲田大学のWラインなどは、現代ラグビーではほとんど見ることがなくなりました。現代ラグビーでは、シンプルで力強いプレー、選手のフィジカルスキルが重視されるようになり、戦術もその進化に合わせて変化しています。


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