子供にクロールを教える際、ビート板を使うと肘が伸びて回せるのに、ビート板を外すと肘が曲がったまま水を撫でるような泳ぎになってしまうケースがあります。初心者や選手コースでない子供向けに、肘をしっかり伸ばして水を押す感覚を身につける指導方法を解説します。
ビート板の役割と肘の意識
ビート板を使うと体幹が安定しやすく、腕の動きに集中できます。肘を伸ばして水を押す感覚が掴みやすいため、ビート板ありでの練習が効果的です。
ビート板なしになると、体の浮きやバランスが難しくなり、肘が曲がりやすくなるため、まずは肘の意識を言葉や手の形で伝えることが重要です。
肘を伸ばす練習方法
1. 壁キックで腕の動きを確認する:壁に向かって手を伸ばして水を押す動作をゆっくり練習し、肘の伸び感を体に覚えさせます。
2. 水中でスロークロール:ビート板なしでも体を前後に安定させ、肘を意識して水を掻く動きをスローで繰り返します。
3. 指先で水を掴むイメージ:水を撫でるのではなく、指先で水を掴むように押す意識を持たせると肘が自然に伸びやすくなります。
言葉やイメージを使った指導
初心者の子供には、肘を伸ばす動きを言葉や具体的なイメージで伝えると効果的です。「水を押して前に進む」「スティックを遠くに伸ばす感じ」など、視覚的なイメージを使うと理解が早くなります。
また、手首や手の形も意識させることで、肘の曲がりを防ぎやすくなります。
練習の順序と習慣化
最初はビート板ありで安定感を確認し、徐々にビート板なしへ移行します。短時間で繰り返すことで、肘を伸ばして水を押す感覚を体に覚えさせます。
練習後にフィードバックを行い、肘の伸びや水の掴み方を褒めて定着させると、子供も楽しみながら習得できます。
まとめ
ビート板ありで肘を伸ばせる子供が、ビート板なしで肘が曲がってしまう場合は、体幹安定の補助や肘の意識を強化する練習が効果的です。壁キックやスロークロール、指先で水を掴むイメージ、ビート板あり→なしの順序で練習を進めることで、肘をしっかり伸ばしたクロールが身につきます。言葉やイメージを使った指導で、初心者にもわかりやすく教えられます。


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