テニスのストリングには丸型のポリエステルと多角形ポリエステルがあります。プレーヤーの中には、多角形ポリはボールによりダメージを与えやすいと感じる人もいます。この記事では、ストリングの形状による打球感やボールへの影響について解説します。
丸型ポリと多角形ポリの基本特性
丸型ポリは表面が滑らかで、摩擦が少なくボールとの接触が均等です。そのため、スピン量は安定しますが、打球感は比較的ソフトです。
一方、多角形ポリは角のある形状のため、ボールとの接触時に摩擦が大きくなります。これにより、スピンをかけやすく、ボールの回転が強くなる傾向があります。
ボールへの影響と痛みの感じ方
多角形ポリはボール表面に与える摩擦が大きいため、同じ力で打つと丸型ポリよりもボールが強く押される印象を受けます。一般的にこれが「ボールが痛む」と表現される原因です。
ただし、ボールの素材や空気圧、スピードによっても感覚は変わります。多角形ポリが必ずボールを痛めるわけではなく、スピン性能と打球感の違いとして捉えるのが適切です。
プレーヤーに与えるメリットとデメリット
多角形ポリはスピン量を増やすことができるため、ボールコントロールや戦術の幅が広がります。特に高スピンショットが必要なトップスピン主体のプレーヤーに向いています。
一方、ストリングの角による振動が手首や肘に負担をかけやすいため、打球感の硬さや衝撃が気になるプレーヤーは注意が必要です。
選ぶ際のポイント
丸型ポリは耐久性が高く、打球感が柔らかいため、初心者から中級者まで幅広く使えます。多角形ポリはスピン性能を重視する中級以上のプレーヤーに適しています。
どちらを選ぶかは、スピン量の重視、打球感、手や肘の負担を総合的に判断して決めると良いでしょう。
まとめ
多角形ポリは丸型ポリに比べて摩擦が大きく、ボールへの衝撃が強く感じられることがありますが、必ずボールを痛めるわけではありません。プレーヤーの技術や戦術に応じて、打球感、スピン性能、手への負担を考慮して選ぶことが重要です。


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