バスケットボールにおいて、ポイントガード(PG)の役割は非常に重要です。特にボール運びやアシストでゲームを作る能力が求められます。顧問の先生から「逆サイドが空いているのにボールが振れていない」と言われた場合、視野を広げ、ボールを大きく動かすためにどのような工夫が必要か、この記事で解説します。
逆サイドを見るための視野を広げる練習法
逆サイドを見るためには、まずは「頭の位置」と「体の使い方」が大切です。多くの選手は、ボールを持っているサイドに視線を集中させがちですが、逆サイドの選手にも注意を払うことで、より効果的なパスが可能になります。
具体的には、ボールを持った際に常に顔をアップさせ、コート全体を見渡せるようにすることが大切です。また、動きながら視野を広げることも重要です。ドリブルしながらでも、足を使ってコートの位置を確認し、目線を逆サイドに向ける練習をしましょう。
パスを大きく振るためのボールの使い方
「ボールを大きく振る」ということは、パスの精度とスピードを高めることを意味します。ここで大切なのは、単に強いパスを出すことだけではなく、パスの方向やタイミングも重要です。
特に逆サイドにボールを振る際、サイドライン沿いにいる選手へのパスは長くなりがちですが、正確さとスピードが求められます。そこで、以下のポイントに意識を向けましょう。
- 腕をしっかりと振る:肩から腕までを一体に使い、パスを出す前に大きく振ることで、ボールのスピードが増します。
- 体重移動を活用する:パスを出す時に、足の裏から体重をしっかりと移動させることで、ボールにパワーを加えることができます。
- パスの角度を調整する:逆サイドへのパスは特に角度を考え、相手選手に届くように出すことが重要です。
逆サイドの選手を活かすためのパスワーク
逆サイドにボールを振るためには、パスワークを意識した動きも重要です。ボールを持つ選手が一人で逆サイドにボールを運ぼうとすると、時間がかかりすぎてしまいます。そのため、逆サイドにいる選手との連携を取りながら、パスを回していくことが求められます。
具体的には、ボールを持ったら一度逆サイドの選手に目を向け、タイミングを合わせてパスを出す動きを作ります。その際に、サポートする動きが必要で、チーム全体でパスをつなげる意識を持つことが大切です。
練習法と意識すべきポイント
視野を広げてボールを大きく振るための練習方法としては、以下のようなメニューを試してみてください。
- 視野を広げるドリブル練習:ドリブルしながら頭を上げ、コート全体を見る練習を繰り返します。
- 逆サイドへのパス練習:サイドラインを走る選手に対して、正確でスピーディなパスを練習します。
- パス&ムーブ:パスを出した後にすぐに動き、次のパスやシュートの準備をすることを習慣化します。
まとめ
逆サイドをしっかり見てボールを大きく振るためには、視野を広げることと、パスの精度とスピードを意識することが重要です。練習を通じて、ボールを持った時に常に周囲を確認し、体全体を使ってパスを出すことを意識しましょう。これにより、チームの攻撃力を高め、試合でのパフォーマンスが向上することが期待できます。
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