ソフトテニスのラケット購入時に、「S張り」や「V張り」などのガット張りの用語を耳にすることがあります。今回は、ボルトレイジ7vsやモノスピードを購入予定の方に向けて、ガットの張り方やポンド設定について解説します。後衛プレイヤーのために、どの張り方を選べばよいのか、ポンドの設定をどのように調整すればよいかを一緒に考えていきましょう。
ガット張りの種類: S張りとV張り
ガットの張り方には大きく分けて「S張り」と「V張り」の2種類があります。それぞれの特徴を理解し、自分のプレースタイルに合わせて選ぶことが大切です。
- S張り: ガットを縦横に交互に張る方法で、打球感が柔らかく、ボールの飛びが安定します。後衛プレイヤーには一般的にこの張り方がオススメです。
- V張り: ガットをV字型に張る方法で、打球感が硬く、ボールの反発力が強くなります。攻撃的なプレイスタイルを持つ選手に向いています。
後衛プレイヤーにオススメのガット張り方
後衛プレイヤーの場合、コート全体をカバーする必要があり、安定したコントロールと柔らかい打球感が求められます。そのため、一般的に「S張り」を選ぶことが多いです。
「S張り」にすることで、ボールの飛びが安定し、コースを狙いやすくなります。また、ミスショットを減らしやすくなるため、安定したプレーを心がける後衛プレイヤーにとって非常にメリットがあります。
ポンド設定: 25ポンドは適切か?
ポンド設定もラケットの性能に大きく影響します。現在25ポンドでプレーしている場合、その設定が自分のプレースタイルに合っているのかを確認してみましょう。
ポンドを上げると、ガットの張りが硬くなり、ボールの反発力が増します。逆に、ポンドを下げると打球感が柔らかくなり、安定したコントロールを得やすくなります。攻撃的なプレイをする選手はポンドを少し上げることで、より強い打球が可能になりますが、後衛プレイヤーの場合は25ポンドでも問題ないことが多いです。
ポンド設定を調整するためのポイント
ポンド設定を少し調整したい場合、以下のポイントを参考にすると良いでしょう。
- 攻撃力を高めたい場合: ポンドを25から26〜27ポンドに上げると、ボールが速く、強くなります。攻撃的なプレーを多くしたい方にはオススメです。
- 安定感を求める場合: ポンドを少し下げて、24ポンド前後に設定することで、打球感が柔らかくなり、コントロールしやすくなります。ミスを減らしたい場合にはこちらがオススメです。
まとめ: ラケットの選択とガット設定
ラケットの選択とガットの設定は、プレースタイルに大きく影響します。後衛プレイヤーには「S張り」がおすすめで、安定したコントロールを維持しやすくなります。また、ポンド設定については、25ポンドでも十分に安定したプレーが可能ですが、プレースタイルに合わせて微調整することも大切です。自分に合った設定を見つけることで、ソフトテニスのプレーがさらに楽しくなるでしょう。
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