ゴルフクラブのシャフトを選ぶ際に大切なのが「重量フロー」です。重量フローとは、ドライバーからアイアン、ウッド、ハイブリッドに至るまで、クラブ間のシャフトの重さが適切に調整されているかを意味します。今回は、Modus 115 Sシャフトをアイアンに使用した際の重量フローについて、既存のクラブと比較しながら考察します。
1. 現在のセッティングとシャフト重量
まず、現在のセッティングを確認します。あなたが使用しているクラブのシャフト重量は次の通りです。
- 1W (ドライバー): SIM MAX Tensei Blue TM50 SR – 約50g
- 5W (フェアウェイウッド): Ai Smoke Max Tensei 60 S – 約60g
- 4U (ハイブリッド): Rogue Star N.S.PRO Zelos 7 Hybrid – 約70g
これらのシャフト重量を見ると、ドライバーからアイアン、ハイブリッドへと、シャフトの重量が順調に増えていることが分かります。この重量フローは、スイングの流れに対しても自然で、プレーの安定性に寄与します。
2. Modus 115 Sシャフトの重量と特徴
次に、Modus 115 Sシャフトの特徴を見てみましょう。このシャフトは、一般的に115g程度の重さを持ち、スチールシャフトの中では中程度の重量です。Modus 115 Sは、特に安定したフィーリングと力強いボールの打ち出しが特徴です。
このシャフトをアイアンに使用した場合、既存のシャフトと比べてかなり重いことが分かります。特に、現在使用しているハイブリッドやフェアウェイウッドのシャフト重量(60g〜70g)に比べると、アイアンのシャフトとしては比較的重い部類に入ります。
3. 重量フローのバランスとスイングへの影響
アイアンのシャフトが重くなると、スイングのスピードやフィーリングに影響が出る可能性があります。例えば、Modus 115 Sを使用すると、他のクラブとの重量フローが少し不均一になることがあります。特に、ドライバー(約50g)からアイアン(約115g)への急激な重量差は、スイングの安定性に影響を与える場合があります。
一般的には、ドライバーからアイアン、ウッド、ハイブリッドにかけて、シャフト重量の増加が一定のバランスを保つことが望まれます。現在の設定においては、アイアンシャフトの重量が他のクラブよりも重くなるため、重量フローを調整する必要があるかもしれません。
4. 最適なシャフトの選び方と調整方法
もしModus 115 Sをアイアンシャフトとして使用したいのであれば、他のクラブもそれに合わせて調整することが求められます。例えば、ドライバーのシャフトを少し重くして(例えばTensei Blue TM50から60g台のモデルに変更)統一感を出すことで、スイングが安定しやすくなります。
また、シャフトの重量だけでなく、硬さやフィーリングも重要な要素です。Modus 115 Sのように、適度な硬さでフィーリングが良いシャフトを選ぶことで、ボールコントロールの向上が期待できます。
5. まとめ: シャフト選びのポイント
シャフト選びにおいて重要なのは、重量フローを意識してクラブ間でのバランスを取ることです。Modus 115 Sは強力で安定感のあるシャフトですが、他のクラブと比べてやや重めであるため、重量フローを考慮した調整が必要です。
最終的には、自分のスイングに最適なバランスを見つけることが重要です。シャフトを選ぶ際は、重量や硬さ、フィーリングを試しながら、自分に合ったセッティングを作り上げていきましょう。
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