トレイルランニングで速いランナーを見ると、「どんなシューズを履いているのだろう?」と気になる方も多いでしょう。実際、トレランシューズは走力やレース距離、路面状況によって選ばれており、単純に軽ければ速く走れるというわけではありません。本記事では、上級者や速いランナーに多いシューズの特徴や、軽量モデルのメリット・注意点について詳しく解説します。
速いトレイルランナーが重視するポイント
トレラン上級者は、単純な軽さだけでなく「グリップ力」「反発性」「フィット感」「安定性」を重視する傾向があります。
特に下り区間では、足元の安定性がタイムに直結するため、軽量すぎて足がブレるシューズよりも、適度な剛性を持つモデルが選ばれることがあります。
また、長距離レースでは疲労軽減も重要です。そのため、クッション性と軽量性を両立したモデルが人気です。
軽量シューズは本当に有利なのか
短距離系のトレイルレースやスピード重視のレースでは、軽量シューズを選ぶ選手が多く見られます。足運びが軽くなり、加速しやすいメリットがあるためです。
一方で、軽量モデルはソールが薄く、岩場や長距離では足裏への負担が大きくなることがあります。特に初心者の場合、軽さだけで選ぶと疲労や怪我につながるケースもあります。
軽量=万能ではなく、自分の脚力と走る環境に合うかが重要です。
速いランナーに人気のシューズ傾向
最近のトレラン上級者には、反発性の高いミッドソールを搭載したシューズが人気です。ロード用ランニングシューズの技術を取り入れたモデルも増えています。
例えば、クッション性と軽量性を両立した厚底系トレランシューズや、グリップ性能に優れたビブラムソール搭載モデルを選ぶランナーが増えています。
また、100kmクラスのロングレースでは、軽量モデルよりも「後半まで脚を残せるシューズ」を選ぶケースも珍しくありません。
初心者と上級者でシューズ選びは違う
上級者は足首や体幹が鍛えられているため、柔らかい軽量シューズでも安定して走れます。しかし初心者は、ある程度クッション性と安定性があるモデルのほうが安心です。
特に登山道や岩場が多いコースでは、グリップ力と保護性能を優先したほうが快適に走れます。
実際、トレランを始めたばかりの人がレース上位者と同じ超軽量シューズを購入しても、足への負担が強すぎて合わないケースがあります。
レース距離ごとの選び方
短距離レースでは軽量性重視、ロングレースではクッション性と安定性重視という傾向があります。
| レース距離 | 重視されやすい性能 |
|---|---|
| 10〜20km | 軽量性・反発性 |
| 30〜50km | バランス型 |
| 50km以上 | クッション性・安定性 |
このように、速いランナーでもレース条件によってシューズを使い分けています。
まとめ
トレランの速い人が履いているシューズは、必ずしも「とにかく軽いシューズ」ではありません。軽量性に加えて、グリップ力や安定性、クッション性などを総合的に考えて選ばれています。
初心者の場合は、まず安全性と快適性を優先し、自分の脚力や走るコースに合ったモデルを選ぶことが大切です。速いランナーの真似をするだけでなく、自分に合う一足を見つけることで、トレイルランニングをより楽しく快適に続けられるでしょう。


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