大相撲の十両以下の優勝決定戦はいつ行う?幕内力士との兼ね合いや巴戦の流れを解説

大相撲

大相撲では、幕内だけでなく十両・幕下・三段目などでも優勝決定戦が行われます。

通常は幕内土俵入り前に実施されますが、千秋楽では「幕に上がって取組をする十両力士」が優勝争いに絡むケースもあり、進行がどうなるのか気になるファンも多いです。

この記事では、十両以下の優勝決定戦の基本ルールや、幕内取組との兼ね合い、巴戦になる場合の扱いなどを実例を交えながら整理します。

十両以下の優勝決定戦は原則として幕内土俵入り前

大相撲では、十両優勝や幕下優勝などの決定戦は、基本的に幕内土俵入り前に行われます。

これはテレビ中継や進行上の都合もあり、十両の取組終了後から幕内土俵入りまでの間に実施されることが一般的です。

ただし、千秋楽では。

  • 十両力士が幕内力士と対戦する
  • その結果次第で優勝決定戦進出が決まる
  • 巴戦になる可能性が残る

など、特殊なケースが発生することがあります。

幕に上がる十両力士が優勝争い中の場合

十両力士が幕内で取組を組まれている場合、その力士の本割が終わるまで優勝決定戦は確定しません。

例えば。

力士 成績
A(十両) 12勝2敗
B(十両) 12勝3敗で終了

という状況で、Aが幕内力士と取組を残している場合。

  • Aが勝てば13勝2敗で単独優勝
  • Aが負ければ12勝3敗で決定戦

となります。

この場合は、Aの幕内取組終了後に十両優勝決定戦が組まれます。

つまり「幕内土俵入り前に絶対行う」というより、優勝争いが確定した時点で実施される形です。

巴戦になるケースでは少し待ち時間が設けられる

質問でも触れられている通り、巴戦になる場合は休養時間の公平性が問題になります。

例えば。

  • AとBが12勝3敗で終了済み
  • Cが幕内取組を残していて12勝2敗
  • Cが負ければ3人巴戦

というケースです。

この場合、Cが幕内で取組を終えた直後に即巴戦という流れには通常なりません。

実際には。

  • 呼び出し準備
  • 審判部の確認
  • 支度時間

などもあるため、数番分程度の間隔が空くことが多いです。

完全に固定された「○番後」という明文化ルールはありませんが、ある程度の休憩時間は確保されます。

実例では“進行優先”で柔軟に対応される

大相撲の優勝決定戦は、厳密な機械的ルールというより、進行を見ながら柔軟に調整されています。

過去にも。

  • 幕内取組後に十両決定戦
  • 幕内中入り後に調整
  • 巴戦の順番変更

など、ケースごとの対応がありました。

特に千秋楽は時間配分が非常にシビアなため、NHK中継や場内進行との兼ね合いも含めて調整されます。

そのため「必ずこの順番」というより、現場判断の要素も大きいです。

巴戦の順番は抽選で決まる

3人以上による巴戦では、順番は抽選で決まります。

例えば3人巴戦なら。

  1. A対B
  2. 勝者対C
  3. 同じ力士が2連勝すれば優勝

という流れになります。

そのため、幕内取組直後の力士がいきなり連戦になるとは限りません。

抽選や進行調整によって、ある程度公平性が保たれるようになっています。

まとめ

十両以下の優勝決定戦は基本的に幕内土俵入り前に行われますが、幕に上がる十両力士が優勝争い中の場合は、その取組終了後に決定戦が実施されます。

また、巴戦になるケースでは一定の準備時間や調整時間が設けられ、完全に不公平な即連戦にはならないよう配慮されています。

千秋楽は特に進行が複雑になるため、審判部や協会がその場の状況に応じて柔軟に対応しているのも、大相撲ならではの特徴と言えるでしょう。

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