ブラジリアン柔術でクローズドガードを使っていると、三角絞めに悩まされることがよくあります。特に初心者や白帯の段階では、三角絞めの攻撃に対してうまく対処できないことが多いです。この記事では、三角絞めを防ぐために何を改善すべきか、実際の対策方法を紹介します。
三角絞めを防ぐための基本的な対策
三角絞めを防ぐためには、まずガードの基本的なポジションをしっかりと理解することが大切です。クローズドガードにおいて重要なのは、相手の腕や頭をコントロールすることです。腕を引き寄せて、相手が自由に動けないようにすることで、三角絞めのチャンスを減らすことができます。
また、相手の動きを予測し、早めに反応することが重要です。例えば、相手が三角絞めを仕掛けてきた際に、素早く手でその足を押さえることで防ぐことができます。こうした素早い反応ができるようになるためには、日々の練習と反復が必要です。
足の位置と動きの改善
三角絞めを防ぐためにもう一つ重要なのは、足の位置と動きです。相手が三角絞めを仕掛けるためには、あなたの首に足を掛ける必要があります。そこで、自分の足を上手に使って、相手の足が首に届かないようにブロックすることが大切です。
特に、相手が足を掛けてきた瞬間に、自分の足を相手の腰や腹部に押し込んでいくことで、相手の体勢を崩すことができます。この動きを身につけるためには、ガードポジションでの足の使い方を意識的に練習することが必要です。
相手の腰をコントロールする
三角絞めを防ぐためには、相手の腰をしっかりとコントロールすることも大切です。相手が腰を動かし、上体を引き寄せることで三角絞めが決まりやすくなるので、腰を押さえたり、相手の体を締め付けたりすることで、三角絞めを仕掛けさせないようにしましょう。
相手の腰をコントロールする方法として、ガードから手で相手の腰を押さえたり、足で相手の腰をロックしたりするテクニックがあります。これにより、相手の体が不安定になり、三角絞めの準備ができなくなります。
練習と反復の重要性
三角絞めを防ぐためには、繰り返しの練習が不可欠です。実際の試合や練習で三角絞めを何度も経験し、その度に対策を講じることが、最終的に上達につながります。パートナーと一緒に練習する際には、三角絞めを仕掛けられた場合にどのように反応するかを意識的に繰り返しましょう。
また、自分が三角絞めをかける側に回ることで、相手の防御方法を学ぶことも重要です。これにより、どのタイミングで三角絞めを仕掛けるべきか、どのように防がれるかを理解し、より実践的な技術を身につけることができます。
まとめ
クローズドガードで三角絞めを防ぐためには、基本的なポジションの確認、足の使い方、相手の腰のコントロールが大切です。また、練習と反復を通じて、素早く対応できるようになることが必要です。これらのポイントを意識して、日々の練習に取り組むことで、三角絞めを防ぐ力を高め、試合での防御力が向上するでしょう。
コメント