野球では、打ったボールが空中にある状態で守備側に捕球されるとフライアウトになります。しかし、もし現実にはありえないほど遠くまで飛んだボールが地球を一周してキャッチャーの元へ戻ってきた場合、果たして通常のフライとして扱われるのか気になる人も多いでしょう。
この記事では、野球のフライアウトの成立条件や、極端な状況でボールが戻ってきた場合のルール上の考え方について詳しく解説します。
野球でフライアウトが成立する条件
野球でフライアウトになるためには、打者が打ったフェアボールまたはファウルボールを、野手が地面に落ちる前に正規に捕球する必要があります。
重要なのは、ボールがどれだけ高く飛んだか、どれだけ遠くへ行ったかではなく、「打球を野手がノーバウンドで捕ったか」という点です。
例えば、外野手が非常に高く上がった打球を何秒も待って捕球した場合でも、条件を満たしていればフライアウトになります。
ボールが地球一周して戻った場合もフライ扱いになるのか
仮に打球が地球を一周してキャッチャーの位置まで戻ってきたとしても、ルール上は「空中にある打球を捕球した」という状況になります。
そのため、現実の物理法則を無視した仮定ではありますが、ボールが一度も地面や障害物に触れず、キャッチャーが正規に捕球できたならフライアウトとして扱われる可能性が高いです。
野球のルールでは飛距離や飛行時間に上限は設定されていないため、「何秒以上空中にあったらフライではなくなる」といった決まりはありません。
ただし現実には地球一周する打球は成立しない
実際には、野球のボールが地球を一周するほど飛び続けることはありません。空気抵抗や重力の影響によって速度は失われ、最終的には落下します。
また、地球の表面には建物や山、海など多くの障害物があるため、ボールが完全な空中状態を維持したまま一周することは物理的に不可能です。
さらに、もし非常に強い力でボールを打ったとしても、通常の野球場の環境ではボールが破損したり、大気の影響を受けたりするでしょう。
地球一周するような打球はホームランになるのか
もし仮想的にボールが地球一周して戻ってきた場合、もう一つ考えられるのがホームランの扱いです。
通常の野球では、フェアゾーンに落ちずに外野フェンスを越えるなど、規定された条件を満たせばホームランになります。しかし、ボールがずっと空中を飛び続けて戻ってきた場合は、途中でどこかの時点で球場外へ出ている可能性があります。
ただし、最終的に守備側が捕球した場合、ルール上は捕球された打球としてアウトになる考え方が基本になります。
もしキャッチャー以外が捕った場合はどうなる?
打球を捕球するのは必ずしもキャッチャーである必要はありません。野手であれば誰でも、条件を満たした捕球をすればアウトになります。
例えば、地球一周したボールを外野手が捕った場合でも、地面に落ちる前の正規の捕球ならフライアウトです。
キャッチャーが捕るという状況は、たまたま打球が戻ってきた場所がホーム付近だったというだけで、フライアウトの成立条件には影響しません。
まとめ
野球でフライアウトになるかどうかは、ボールがどれだけ遠くまで飛んだかではなく、地面に落ちる前に野手が正規に捕球したかで決まります。
そのため、ありえない仮定ではありますが、打球が地球を一周してキャッチャーがノーバウンドで捕球した場合でも、ルール上はフライアウトとして考えることができます。
野球のルールは現実的なプレーを前提に作られていますが、このような極端な想像をすると、アウトが成立する条件をより深く理解できます。


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