ピンツアー2.0クローム85Sを使用していて、重量感は気に入っているものの「もう少し柔らかくしたい」「ボールを楽に上げたい」と感じるゴルファーは少なくありません。シャフト交換では重量を大きく変えずに、しなり方や打ち出し角を調整することで、振りやすさや弾道を改善できます。この記事では、ピンツアー2.0クローム85Sに近い重量帯で、よりやさしく球が上がりやすいシャフト選びについて解説します。
ピンツアー2.0クローム85Sの特徴とは
ピンツアー2.0クローム85Sは、重量帯としては80g台の中重量シャフトに分類されます。しっかりした振り心地があり、方向性を重視するゴルファーに向いているモデルです。
一方で、ヘッドスピードやスイングタイプによっては、シャフトの硬さや重量によってボールが上がりにくく感じることがあります。特に、切り返しでシャフトをしならせるタイプでは、Sフレックスの剛性感が強く感じられる場合があります。
現在の重量感を維持しながら高さを出したい場合は、単純に軽くするよりも、同じ重量帯で中調子寄りやしなりを感じやすいシャフトを選ぶことがポイントになります。
ピンツアー2.0クローム85Sより柔らかく感じやすいおすすめシャフト
同程度の重量で球を上げやすくしたい場合、いくつか候補になるシャフトがあります。
| シャフト | 特徴 |
|---|---|
| ピンツアー173-85 | 前モデルで、しっかり感を残しながら2.0クロームより違うフィーリングを感じやすいモデル |
| フジクラ ベンタス TR 8S | 安定感がありながらタイミングを取りやすいモデル |
| グラファイトデザイン ツアーAD DI 8S | 中間部のしなりを感じやすく、高弾道を作りやすいモデル |
| 三菱ケミカル ディアマナ系80g台 | しなりを感じながらスムーズに振りやすいモデルが多い |
ただし、シャフトの感じ方はスイングテンポやヘッドスピードによって変わります。同じ80g台でも、先端の硬さや中間部分の動きによって弾道は大きく変化します。
前モデルのピンツアー173-85は選択肢になるのか
ピンツアー173-85は、現在使用しているピンツアー2.0クローム85Sから変更する候補として検討できます。
173シリーズは、ピン純正シャフトとして長く評価されてきたモデルで、適度なしなり感と安定性のバランスが特徴です。2.0クローム85Sより柔らかく感じる人もいますが、極端に球が上がりやすくなるタイプではありません。
例えば、現在のシャフトで「重さは問題ないが、少しタイミングが取りにくい」「もう少しシャフトの動きを感じたい」という場合には、173-85を試す価値があります。
球を上げたい場合は重量よりしなり方が重要
シャフト交換を考える際、多くの人は重量を最初に気にします。しかし、弾道への影響は重量だけではなく、シャフトのキックポイントやトルク、先端部分の硬さも大きく関係します。
例えば、同じ85g前後のシャフトでも、先端が硬いモデルは低めの強い球になりやすく、先端が適度に動くモデルはボールを拾いやすく高く打ち出しやすくなります。
現在の85Sで高さ不足を感じる場合は、70g台へ大きく変更する前に、同重量帯でしなりを感じるモデルを試すことで、安定感を維持しながら改善できる可能性があります。
シャフト交換前に確認したいポイント
シャフトを変更する前に、現在の球筋を確認することが大切です。「球が低い」という悩みでも、原因がシャフトではなくロフト設定やインパクトの状態である場合があります。
例えば、ドライバーで低い球しか出ない場合でも、打ち込みが強い、フェースの当たりが下側になっている、ロフトが合っていないなど複数の原因があります。
可能であれば試打を行い、同じヘッドでシャフトだけを比較すると、自分に合ったフィーリングを見つけやすくなります。
まとめ
ピンツアー2.0クローム85Sから、重量を大きく変えずに柔らかさや高さを求める場合は、ピンツアー173-85を含め、しなりを感じやすい80g台シャフトが候補になります。
特に「重さは気に入っているけれど、もう少し楽に球を上げたい」という場合は、重量ではなくシャフトの特性に注目することが重要です。
最終的にはスイングとの相性が大きいため、試打で振り心地や弾道を確認しながら選ぶことで、現在の安定感を残したまま理想の球筋に近づけることができます。


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