YAMAHAの2サイクル70馬力船外機で、現在ペラピッチ15で3500回転で41km/hという状態ですが、もう少し回転数を上げたいと感じる場合、どのようなペラピッチに変更すべきか悩むことがあるでしょう。この記事では、ペラピッチの選び方と、船外機の回転数を調整するためのポイントを解説します。
ペラピッチと船外機の回転数の関係
ペラピッチは、船外機の回転数に大きな影響を与える要素です。ペラのピッチが大きいほど、船が進む距離は長くなりますが、回転数が低下する傾向があります。逆に、ピッチが小さければ、船の進む距離は短くなり、回転数は上がりやすくなります。
したがって、回転数を上げるためには、ピッチを小さくすることが一つの解決策です。ただし、ピッチを小さくしすぎると、推進力が不足してしまい、十分なスピードが得られなくなりますので、適切なバランスが必要です。
現在のペラと回転数を改善する方法
現在、3500回転で41km/hという速度は、かなり良いパフォーマンスですが、さらなる回転数アップを目指す場合、ペラピッチを少し小さくすることが有効です。
1. ペラピッチを1~2小さくする
まずは、ペラピッチを1〜2程度小さくすることで、回転数を上げることができます。この変更によって、エンジンの回転数が500〜1000回転程度上がる可能性があります。
2. ペラの材質と形状を変更する
また、ペラの材質や形状を変更することで、効率よく回転数を上げることができる場合があります。アルミ製からステンレス製に変更することで、ペラの強度が増し、高回転時の耐久性が向上することがあります。
ペラの選び方と注意点
ペラを選ぶ際には、エンジンの特性や使用する環境に合わせた選定が重要です。特に、以下のポイントに注意しましょう。
- エンジンの回転数範囲
エンジンが最適に動作する回転数範囲を超えてしまうと、エンジンの過負荷や耐久性に問題が生じる可能性があります。エンジンの推奨回転数を守ることが重要です。 - 使用目的に合わせたピッチ
レジャー用、競技用、釣り用など、使用目的に応じて適切なピッチを選びましょう。例えば、速度重視であればピッチを少し小さめに、トルク重視なら大きめにするなど、目的に応じた選定が必要です。
回転数アップの際に考慮すべきポイント
回転数を上げる際には、エンジンの出力だけでなく、他の要素も考慮することが重要です。例えば、燃費やエンジンの冷却性能、船体の耐久性などが関係してきます。
また、回転数を上げることによって得られるスピードの向上が、実際の使用においてどれほど有効であるかを考慮することも大切です。過剰な回転数を上げても、実際の操縦性や安定性に悪影響を与える場合があります。
まとめ
YAMAHAの2サイクル70馬力船外機で回転数を上げたい場合、ペラピッチを少し小さくすることで改善できる可能性があります。しかし、回転数の変更にはエンジンの特性や使用目的に合わせた調整が必要です。最適なペラピッチを選定することで、より効率的な走行を実現できます。
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