バレーボールの練習試合や試合後の振り返りは、チームの成長を促す大切な作業ですが、特に1年生の場合はコートに立つ機会が少ないため、書くことが難しいと感じることがあります。そこで、コートに立たなくても書ける内容や視点を提供します。
1. チームの雰囲気や雰囲気の変化を観察する
コートに立つことができなくても、試合を観察している間にチームの雰囲気や選手の表情、声のかけ合いに注目してみましょう。例えば、「チームが得点を決めた時の喜びの声や、反対に失点後の落ち着きを保つための工夫」などが書けます。
こうした雰囲気の変化に注目することで、試合を見ていても貴重な気づきを得ることができます。チームの士気や精神面の成長に触れることができるので、自分なりの視点で記録をすることができます。
2. 監督やコーチの指示を覚えて、どんな意図があったのか考える
監督やコーチが選手に対してどんな指示を出していたのかを観察し、その意図を考えることも重要です。たとえば、セットアップやポジショニングを変更するような指示があった場合、それがどのような戦略に基づいているのかを考えてみましょう。
指示に対して選手がどのように反応しているのか、またその結果が試合にどう影響したかも書くと良いでしょう。これは、プレイヤーとしてだけでなく、観察者としての目線を養う練習にもなります。
3. 成果や改善点に注目する
チームが試合中に成功したプレーや、逆にうまくいかなかったプレーを観察し、どのような要因がそれを引き起こしたのかを振り返ることができます。例えば、サーブの精度が高かったり、ディフェンスのポジショニングが良かった点など、具体的に記録してみましょう。
また、うまくいかなかったプレーに関しては、何が原因でうまくいかなかったのか、次回にどう改善できるかを考えるのも有益です。こうした振り返りは、次に活かせる改善点を見つけるための大切な作業です。
4. 自分自身の観察ポイントを記録する
練習試合でコートに入らなくても、観察する側としての役割を果たすことができます。例えば、試合を見ていて自分が気になったプレーや、他の選手の動きに注目して、それをどのように改善すれば良かったのか、また自分がどのようにそのプレーをしたいかを考えることもできます。
「あのプレーが上手かった理由は何か」「自分が同じ状況でどう動くか」という自己分析も振り返りの一環として記録すると良いでしょう。次回の試合に向けてモチベーションを高めるためにも効果的です。
まとめ
バレーノートには、選手としてだけでなく観察者としての視点を加えることで、充実した振り返りを書くことができます。チームの雰囲気や選手同士のやり取り、監督の指示への反応、試合の進行具合、改善点など、さまざまな観察ポイントを記録することができます。
これからも積極的に試合を観察し、自分なりの気づきをバレーノートに書き込むことで、次に繋がる成長を感じられるはずです。
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