キャッチボールが毎日できない状況でも、球速アップを目指すためには他の方法で筋力や技術を高めることが可能です。今回は、球速アップを目指すための代替練習方法として、体幹トレーニングやウエイトトレーニング、シャドーピッチングなどの練習法を紹介します。具体的な練習を取り入れることで、120キロから145キロへの球速アップを目指せるようになります。
1. ウエイトトレーニング:筋力を高める
ウエイトトレーニングは、筋力向上に直結するトレーニング方法です。現在行っているベンチプレス、スクワット、デッドリフト、ベントオーバーローは素晴らしい取り組みです。これらは全身の筋肉をバランスよく鍛えることができ、ピッチングに必要な力強さをサポートします。体幹トレーニングも合わせて行うことで、より安定したフォームとパワーを生み出します。
2. 爆発的な動きを鍛える:プライオメトリクス
ボックスジャンプやダンベルクリーン、ダンベルスナッチは爆発的な動きを鍛えるのに効果的なエクササイズです。これらのトレーニングは、速い動きでの力の発揮や瞬発力を高めることができます。球速アップにおいては、投げる瞬間の力強さが重要なため、爆発的な動きのトレーニングは非常に有効です。
3. シャドーピッチング:フォームと投球動作の改善
シャドーピッチングは、実際に投げる動作を行いながら投球フォームを改善するための練習です。鏡を使って投げる動作を確認したり、筋肉の使い方を意識しながら投げることで、力の伝達効率を高めることができます。シャドーピッチングを行う際は、腕の振りや足の踏み込みを意識し、無駄な力を使わずに最大限のエネルギーを投球に乗せることが目標です。
4. ゴムチューブや縄跳び:肩と腕の可動域を広げる
ゴムチューブを使ったトレーニングや縄跳びは、肩や腕の可動域を広げ、柔軟性を向上させるために役立ちます。肩の可動域が広がると、投球時により大きな角度をつけることができ、球速の向上に繋がります。また、縄跳びはリズムよく行うことで足腰の強化にもなり、投球時のバランスや安定感を向上させる効果があります。
5. まとめ:効率的な練習で球速アップを目指す
キャッチボールができなくても、さまざまな練習方法を取り入れることで球速アップは可能です。ウエイトトレーニング、爆発的な動きを鍛えるトレーニング、フォームを意識したシャドーピッチング、肩や腕の可動域を広げる練習を組み合わせることで、効率的に目標の145キロを達成するための体作りができます。各種トレーニングをバランスよく取り入れて、確実に球速を向上させていきましょう。
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