釣りをしていると、時々予想外の釣果があるものです。例えば、22センチのシロギスを使って泳がせ釣りをしていたところ、15センチのカサゴが釣れることがあります。このような状況では、シロギスがどこに行ったのか、なぜカサゴが釣れたのか疑問に思うことがあります。今回は、その理由について解説します。
1. 泳がせ釣りとは?
泳がせ釣りは、生き餌を使って魚を誘い、狙った魚を釣る釣り方です。餌となる魚が泳いでいることで、天敵を誘い込む効果があります。シロギスのような小魚を使うことで、大きな魚がそれを捕食しようとすることが狙いです。
泳がせ釣りで使われる餌は、対象となる魚の大きさや種類によって異なります。シロギスを使うことで、カサゴや他の肉食性の魚を狙うことができます。
2. シロギスがどこに行ったのか?
泳がせ釣りをしていると、生き餌の魚が動き回ることで、周囲の魚に気づかれます。カサゴなどの肉食性の魚は、シロギスを捕食しようとするため、シロギスが針から外れてどこかに行ってしまうこともあります。しかし、シロギスがどこに行ったのかが問題ではなく、重要なのはその動きが周囲の魚にどれほど影響を与えるかということです。
シロギスが針にかかって泳ぎ回ること自体が、周囲のカサゴに餌があることを知らせる信号となり、その動きがカサゴを引き寄せた可能性があります。シロギスが逃げる途中で、カサゴがその動きに反応したために釣れたということが考えられます。
3. 予想外の魚が釣れる理由
泳がせ釣りでは、狙っている魚だけでなく、他の種類の魚が餌に食いつくこともあります。特に、シロギスのような小魚は、肉食性の魚にとっては魅力的な餌です。カサゴもその一つで、シロギスが泳いでいるとそれを捕食することがよくあります。
カサゴは底物を好む魚で、岩陰や障害物の周りに隠れていることが多いですが、泳いでいる餌を捕まえるために積極的に近づくこともあります。そのため、予想外にカサゴが釣れたというのは自然な結果と言えるでしょう。
4. 魚の習性を理解して釣りを楽しむ
魚を釣るためには、その魚の習性を理解することが重要です。カサゴのような肉食性の魚は、餌が泳ぐ動きに反応しやすい傾向があります。したがって、泳がせ釣りを行う際には、餌の魚が活発に動くようにすることが釣果を上げるポイントです。
また、シロギスのような小魚を使って釣る際は、その魚の動きをうまく活かすために、竿の調整やリールの使い方にも工夫が必要です。シロギスをどのように泳がせるかが釣果に大きく影響します。
まとめ
泳がせ釣りでは、シロギスがどこに行ったのかが問題ではなく、その動きが魚を引き寄せることが大切です。予想外にカサゴが釣れた理由は、シロギスの泳ぎがカサゴにとって餌となり、引き寄せられたからだと考えられます。釣りをする際には、魚の習性を理解して、餌の動きやタイミングを調整することが釣果を上げるポイントです。
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