スノーボードの板選びは、プレイヤーの技術や目的に応じて非常に重要です。特にグラトリ(グラウンドトリック)とカービングを両立させたい場合、板の選び方に注意が必要です。この記事では、グラトリとカービングに最適な板を選ぶためのポイントを紹介し、具体的な板の選択肢を提案します。
グラトリとカービングの違いと板選びのポイント
グラトリは、特に板の操作性とフレックス(しなやかさ)が重要な要素です。弾き系のトリックを重視する場合、板のフレックスが少し柔らかい方が操作しやすくなります。一方、カービングでは板の安定性とエッジの切れが求められます。中速度で安定して滑るためには、やや硬めの板やエッジの効きが良い板を選ぶと良いでしょう。
また、板の長さや形状(ツインシェイプ、ディレクショナルシェイプなど)も重要です。グラトリにはツインシェイプが有利で、カービングにはディレクショナルシェイプがより安定します。このバランスを取ることが、どちらのスタイルにも対応できる板選びのカギとなります。
おすすめの板選び:NovemberのArtiste、DESIRE、YONEXのACHSE
質問者が気になっている「NovemberのArtiste」「DESIRE」「YONEXのACHSE」は、いずれも高品質な板で、グラトリやカービングに対応可能です。特に「NovemberのArtiste」は、グラトリ向けに設計されたフレックスが柔らかめの板で、弾き系のトリックには非常に向いています。エッジがしっかりしているのでカービングにも対応できるバランスの取れた板です。
「NovemberのDESIRE」は、さらに安定性を重視したモデルで、カービングに強いですが、グラトリ向きの板ではないため、両方のバランスを取るには少し工夫が必要です。エッジの安定感が優れているので、特にカービングを重視する場合に適しています。
「YONEXのACHSE」は、やや硬めで、グラトリに必要な反発力がある一方で、カービングにも強い安定感を提供するモデルです。特に、スピードや安定性を求めるスノーボーダーには向いていますが、柔軟性が少し欠けるため、グラトリ中心でトリックを練習したい方にはやや扱いづらいかもしれません。
スノーボード板選びの詳細なアドバイス
板選びでは、プレイヤーの体重や技術レベル、使用する環境を考慮することが重要です。質問者の身長180cm、体重65kg、ブーツサイズ27.5cmというスペックでは、板の長さや硬さの選択肢が広がります。一般的に、グラトリとカービング両方に対応するためには、板の長さは身長に合わせて適切に選ぶことが大切です。
グラトリを重視する場合は、少し短めの板(154cm〜158cm程度)が操作しやすく、カービングを重視する場合はやや長めの板(158cm〜162cm程度)が安定して滑れます。板の硬さについては、グラトリ中心ならやや柔らかめ、カービング中心なら少し硬めの板を選ぶのが理想的です。
まとめ:自分のスタイルに合った板を選ぼう
グラトリとカービング両方を楽しみたい場合、板選びではバランスが重要です。NovemberのArtisteやYONEXのACHSEは、グラトリとカービングの両方に対応する良い選択肢ですが、それぞれの板には特徴があるため、自分の滑り方や好みに合わせて選ぶことが大切です。
また、板の長さや硬さも、自分の技術レベルやスタイルに合わせて調整することが必要です。自分に最適な板を選ぶことで、より快適で楽しいスノーボードライフを送ることができるでしょう。
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