スノーボードの板選びは、身長や体重、滑るスタイルや雪質によって適切なサイズが決まります。特に、板の幅(ワイドか標準か)も重要な要素です。あなたが考えている「Gray Desperado TIC IIIW 157ワイド」について、身長173cm、体重75kgの方が選んでよいかどうか、どのサイズが最適かについて、スノーボードの板選びの基本を解説します。
スノーボードの板選びの基本
スノーボードの板を選ぶ際に最も重要なのは、身長と体重に基づく適切なサイズ選びです。板の長さは、ライディングスタイル(フリースタイル、フリーライド、アルペン)や、使用する雪質にも影響されますが、一般的には身長に応じた板の長さが推奨されています。
例えば、身長173cmの場合、標準的な板の長さは約155cmから160cm程度が目安となります。さらに、体重や滑り方によって、板の幅や硬さも調整することが重要です。
ワイドボードの選び方とメリット
「ワイド板」は、通常の板よりも幅が広く、特に大きな足のサイズを持つライダーにおすすめです。ワイド板を選ぶことで、足のサイズが大きくても板が雪面にしっかりと接地し、エッジの食いつきが向上します。足元の安定感を得やすく、滑走時のパフォーマンスが向上します。
特に、足のサイズが25.5cm以上の方にはワイド板が推奨されます。ワイドボードは、足元のブーツが板からはみ出すのを防ぎ、エッジが雪面にしっかりと食い込みやすくなります。
157ワイドの適性について
あなたの質問にある「157ワイド」のサイズについて、身長173cm、体重75kgの方に適しているかという点について考えると、このサイズは一般的に問題なく使用できる範囲にあります。157cmの板は身長173cmのライダーには少し長めですが、特にフリーライドや安定したターンを求めるライディングスタイルに適しています。 また、ワイド板なので、足のサイズが大きめの場合でも、足元の安定性が高まります。
板が「小さすぎる」と感じることはないでしょうが、もしフリースタイルをメインに楽しむのであれば、もう少し短めの板を選ぶことも検討しても良いかもしれません。ただし、フリーライド向けに安定感や操作性を重視するのであれば、157ワイドは非常に良い選択肢です。
レーシングボードとワイドボードの違い
レーシングボードは、主にスピードを重視した競技用の板であり、スピードを最大化するために硬さや形状が異なります。フリースタイルやフリーライド用の板と比較して、ターンの際に安定性が高いですが、操作性が若干低くなることがあります。
一方で、ワイドボードは幅が広く、特に大きな足サイズのライダーにとっては、エッジの食い込みやすさや滑走時の安定性が向上します。そのため、レーシングボードとは目的が異なりますが、安定感を求める滑走にはワイドボードの方が適している場合もあります。
まとめ:あなたに最適なスノーボード選び
あなたが考えている「Gray Desperado TIC IIIW 157ワイド」のサイズは、身長173cm、体重75kgのライダーには適切であり、特に安定性と足元の安定感を重視するライディングスタイルにぴったりです。ワイド板は、足のサイズが大きめのライダーや、フリーライドに適した安定感を求めるライダーにおすすめです。
スノーボードの板選びは、個々のライディングスタイルや体型、足のサイズによって異なるため、自分に最適な板を選ぶことが重要です。157ワイドのサイズは、安定感と操作性のバランスを重視する方に非常に適した選択です。
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