ロードバイクのホイール選びは、走行性能に大きな影響を与える重要なパートです。特に、長距離走行や登坂能力を向上させたいと考えるサイクリストにとって、ホイールの選定は慎重に行いたいもの。予算15万円程度で、ディスクブレーキ対応のホイールを購入したい方に向けて、人気のホイール2つを比較し、選び方のポイントを解説します。
1. 予算15万円で購入できるホイールの選択肢
現在の候補として、ボントレガーの「Aeolus Elite 35 TLR」とフルクラムの「RACING ZERO CMPTZN DB 2WAY」が挙げられています。どちらも価格帯がほぼ同じで、ディスクブレーキ対応のホイールです。ここでは、これらのホイールがどのような特徴を持っているかを比較していきます。
2. ボントレガー Aeolus Elite 35 TLR
ボントレガーの「Aeolus Elite 35 TLR」は、リムハイト35mmでカーボン製のホイールです。重量は1665gで、価格は155,800円となっています。このホイールの最大の特徴は、カーボンリムを採用している点で、軽量でありながら剛性も高く、スピード性能に優れています。登坂性能を重視する場合、軽量なカーボンリムは有利です。また、35mmのリムハイトは、登坂と平坦路のバランスが取れており、どんな路面でも使いやすいです。
ただし、カーボンリムはアルミリムと比較して価格が高くなるため、コストパフォーマンスを重視する場合は他の選択肢も考慮する必要があります。
3. フルクラム RACING ZERO CMPTZN DB 2WAY
フルクラムの「RACING ZERO CMPTZN DB 2WAY」は、アルミ製のリムを採用しており、重量は1570gで価格は149,800円です。このホイールは、特にハブにCULTベアリングを搭載しており、スムーズな回転性能を提供します。CULTベアリングは耐久性に優れており、長時間のライドでも安定した走行性能を発揮します。
リムハイトは30mmとやや低めですが、その分軽量でエアロダイナミクスが向上するため、スピード性能や平坦路での安定性に優れています。アルミリムの特徴として、耐久性とコストパフォーマンスが高く、カーボンリムよりも手頃な価格で安定した性能を提供します。
4. どちらを選ぶべきか?
ボントレガーの「Aeolus Elite 35 TLR」とフルクラムの「RACING ZERO CMPTZN DB 2WAY」は、いずれも優れた性能を持っていますが、選ぶ際のポイントとしては以下の点が挙げられます。
- 軽量性を重視したい場合:登坂性能を重視するのであれば、軽量なカーボンリムを採用したボントレガー「Aeolus Elite 35 TLR」が適しています。
- コストパフォーマンスを重視したい場合:フルクラム「RACING ZERO CMPTZN DB 2WAY」のアルミリムは、カーボンリムよりも価格が抑えられており、耐久性と安定性を提供します。
選択肢は走行スタイルやライダーの好みによって変わりますが、平坦路でのスピード性能とバランスを重視するなら、どちらも十分に優れた選択肢です。
5. 15万円以内で他にオススメのホイール
WINSPACEなどの他ブランドも選択肢として考えることができますが、信頼性や性能が重要な場合、ボントレガーやフルクラムのように実績のあるブランドを選ぶことをお勧めします。
他にも「MAVIC」や「SHIMANO」など、15万円前後で購入できる高性能なホイールは多くあります。自身の走行スタイルやバイクの特性に合わせて最適なホイールを選んでください。
まとめ
15万円という予算で購入できるディスクブレーキ対応のホイールには、ボントレガー「Aeolus Elite 35 TLR」とフルクラム「RACING ZERO CMPTZN DB 2WAY」の2つが非常に優れた選択肢です。軽量性やコストパフォーマンスを重視するか、スムーズな回転性能や耐久性を求めるかによって選択が分かれます。自分の走行スタイルに合わせて最適なホイールを選び、ライドのパフォーマンスを向上させましょう。
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