泳ぎを始めてみたものの、なかなか痩せない、逆に食欲が増してしまうなどの悩みがある方も多いのではないでしょうか。この記事では、痩せる・引き締まる泳ぎ方を具体的に解説します。特に足痩せ、肩幅を広げるための方法、そして心肺能力を高める泳ぎ方に焦点を当てて、効果的な練習法をお伝えします。
①足が痩せる泳ぎ方と脚の使い方
足痩せを目的とする場合、特に重要なのは「キック」の使い方です。足をしっかりと伸ばし、蹴り込むことで脚全体の筋肉を効率よく鍛えることができます。特にバタフライやクロールでは、脚の筋肉をフルに活用するため、キックの強度を意識して泳ぐと良いでしょう。足を緩く使うと、脂肪燃焼効果が薄くなります。
また、ターンやダッシュを取り入れることで、脚の筋肉をより強化できます。回数をこなして脚全体を使い、ストロークで体を引き締めることが大切です。
②肩幅を広げる泳ぎ方
肩幅を広げるためには、腕を大きく使うことが効果的です。特にクロールや背泳ぎで、肩甲骨をしっかり動かすことが大事です。腕を前後に大きく回し、肩の可動域を広げる練習をしましょう。深い水を引くイメージで泳ぐことで、肩の筋肉をしっかりと刺激し、広がりを促進します。
加えて、サイドスイム(横向きで泳ぐ)やバタフライのダイナミックな腕の使い方も肩幅を広げる効果があります。これらを織り交ぜて練習することで、効率よく肩を鍛えることができます。
③心肺能力を高める泳ぎ方
心肺能力を向上させるためには、持続的なエクササイズを行うことが効果的です。長時間の泳ぎだけでなく、インターバルトレーニングを取り入れた練習が有効です。例えば、全速力で25メートルを泳ぎ、短い休憩を挟んで再び全速力で泳ぐといった練習を繰り返すことで、心肺機能が向上します。
さらに、スプリントを意識して泳ぐことで、心肺能力だけでなく、スピード感も向上します。週に数回、このような強度の高い練習を行うと効果的です。
効果的な1週間の練習プラン
以下のような1週間の練習プランを参考にしてみてください。
- 月曜日: クロールとバタフライでインターバルトレーニング(スプリント×10セット)
- 火曜日: 背泳ぎと平泳ぎでリラックスした泳ぎ(肩甲骨を意識して)
- 水曜日: 休息または軽いジョギング
- 木曜日: クロールと背泳ぎで持続的に泳ぐ(30分以上)
- 金曜日: サイドスイムとバタフライでダイナミックに泳ぐ
- 土曜日: クロールと平泳ぎの交互泳ぎ(キックを強く意識して)
- 日曜日: 休息または軽いストレッチ
このように、週に何回かはインターバルを取り入れ、心肺機能を高めるとともに、リラックスした日を作ることが大切です。
まとめ
痩せるために泳ぐ際には、全速力で泳ぐことや、インターバルトレーニングを取り入れることが重要です。足や肩を鍛えるためには、しっかりとした動きが求められます。心肺能力向上のためには持続的な泳ぎやスプリントが効果的です。自分の目標に合わせた練習をし、週に1回のペースで休養を取りながら練習を積み重ねていきましょう。
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