2026年FIFAワールドカップは、アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国共同開催となります。これに伴い、北中米カリブ海地域(CONCACAF)からの出場枠は、開催国の3チームを含む計6枠となりました。では、残りの3枠を巡る予選はどのように行われるのでしょうか?
開催国の自動出場と予選免除
アメリカ、カナダ、メキシコは開催国として自動的に出場権を獲得しており、予選は免除されています。これにより、残りの出場枠を巡る競争が予選を通じて行われます。
予選の構成と進行方式
CONCACAFの予選は、3つのラウンドで構成されています。
1次予選
FIFAランキングで29位から32位の4チームが、ホーム&アウェー方式の2レグ制で対戦します。勝者2チームが2次予選に進出します。
2次予選
1次予選を勝ち上がった2チームと、FIFAランキング上位の28チームが参加し、6組に分かれてホーム&アウェー方式で対戦します。各組の1位と2位が3次予選に進出します。
3次予選(最終予選)
2次予選を通過した12チームが、3組に分かれてホーム&アウェー方式で対戦します。各組の1位がワールドカップ本大会出場権を獲得し、2位のうち上位2チームが大陸間プレーオフに進出します。
大陸間プレーオフ
3次予選の2位チーム上位2チームは、アジア、アフリカ、南米、オセアニアの各地域から選出されたチームと対戦し、最終的な出場権を争います。
まとめ
2026年FIFAワールドカップ北中米カリブ海予選は、1次予選から3次予選、大陸間プレーオフと段階を経て、最終的な出場国が決定されます。各ラウンドでの対戦結果が、出場権獲得への道を左右する重要な要素となります。
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