無死1塁からシングルヒット&後逸後の自責点の計算方法

野球の自責点の計算方法に関しては、特に微妙なケースが多くあります。この質問では、無死1塁からシングルヒットを打たれ、その後の後逸で1点が入り、さらに次の打者がホームランを打った場合の自責点についてです。果たして、この場合の自責点は2点か3点か、詳しく解説していきます。

1. 自責点とは

自責点とは、投手が自分の責任で相手チームに得点を与えた場合の得点です。簡単に言うと、投手が直接的に引き起こした失点を指します。例えば、打者がヒットを打ったり、四球を与えたりして失点が発生した場合、それは投手の自責点になります。

まず、無死1塁でシングルヒットが打たれた場合、この時点で1塁走者が進塁します。さらに、後逸によってランナーが進塁し、1点が入った場合、投手には自責点がつかないことが多いです。後逸は野手のミスによるものであり、投手の責任ではありません。そのため、これ自体では投手に自責点はつきません。

次に、後逸後にホームランが打たれた場合ですが、このホームランは投手が許した得点とみなされ、ホームランを打った打者が得点を上げたことにより、投手に自責点がつきます。したがって、この得点が投手にとっての自責点として計算されます。

この場合、無死1塁からシングルヒットと後逸で進塁し、ホームランが打たれた場合の自責点は3点になります。最初の失点は後逸によるものですが、投手が打たれたホームランは投手の責任としてカウントされ、これにより自責点が3点に増えます。

自責点の計算は、投手がどの程度自分の責任で得点を与えたかに基づいています。シングルヒットや後逸のようなフィールドプレイに関わる失点は投手の自責点には含まれませんが、最終的に打たれたホームランは投手の自責点としてカウントされます。このように、失点が発生した状況をしっかりと理解することが重要です。