90クラスの真鯛を狙う船釣りでは、使用するPEラインとリーダーの選択が釣果に大きく影響します。どのくらいの強度のラインを使うべきか、悩んでいる方も多いでしょう。本記事では、真鯛釣りに最適なPEラインとリーダーの選び方について解説します。
PEラインの選び方
真鯛のような大物を釣る場合、PEラインの強度は非常に重要です。90クラスの真鯛をターゲットにする場合、基本的に0.8号から1.2号のPEラインを選ぶと良いでしょう。0.8号は比較的細くて強靭なラインで、感度が高く、繊細なアタリも取れます。一方、1.0号や1.2号のPEラインはより強度があり、真鯛とのファイトに耐えるための安心感があります。状況に応じて、ラインの号数を選ぶことが大切です。
リーダーの選び方
リーダーは、PEラインの強度に応じて選ぶ必要があります。真鯛を釣る際のリーダーは、通常30lbから50lb(約13.6kg〜22.7kg)の強度が推奨されます。リーダーの素材としては、ナイロン製やフロロカーボン製が一般的です。フロロカーボンは耐摩耗性が高く、透明度も優れているため、特にクリアな水質で効果的です。ナイロンはしなやかで結びやすいですが、摩擦に弱いため、リーダーの長さを調整する際には注意が必要です。
ラインとリーダーのバランス
PEラインとリーダーの組み合わせは、釣り場の状況に合わせてバランスを取ることが重要です。例えば、障害物の多い場所では強いリーダーが必要ですが、感度を重視したい場合は少し細めのラインを選ぶことがポイントです。リーダーの長さも考慮し、30cmから1m程度が一般的ですが、真鯛が警戒しやすい場合には長めに設定すると良いでしょう。
ライン選びの注意点
PEラインは非常に強い反面、摩擦に弱く、釣り場の岩や障害物に擦れると切れることがあります。そのため、リーダーを必ず結んで保護することが必要です。また、真鯛は非常に引きが強い魚なので、ラインの結び目やリーダーの接続部分がしっかりと結ばれていることを確認しましょう。ラインが絡むことを防ぐため、適切なラインの長さと配置にも気をつけることが求められます。
まとめ
90クラスの真鯛を狙う場合、PEラインは0.8号から1.2号、リーダーは30lb〜50lb程度が理想的です。ラインとリーダーを適切に選ぶことで、真鯛とのファイトにおいて強度と感度を両立させることができます。しっかりと準備を整え、楽しい釣りを体験してください。
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