自転車のBB(ボトムブラケット)の規格は非常に多岐に渡りますが、特にシェル幅70mmやシェル内径34.8mm、左正ネジ、右逆ネジの組み合わせを使用している場合、イタリアン規格のBBが適合するかどうかは悩むところです。この記事では、このような状況におけるBBの互換性について解説します。
1. イタリアン規格BBの特徴
イタリアン規格のボトムブラケットは、フレームのシェルの内径が36mm、シェル幅が70mmとなっており、両側が正ネジの特徴を持っています。これに対して、一般的に逆ネジを使用するのは、ドライブ側のBBです。そのため、右側の逆ネジがイタリアン規格には適応しません。
2. アルベルトBBの仕様
アルベルトBBは、シェル内径34.8mm、シェル幅70mm、そして左正ネジ、右逆ネジという特徴を持っています。この場合、右側のネジが逆ネジであるため、イタリアン規格のBBとは互換性がありません。逆ネジが必要であれば、逆ネジ対応のBBが必要です。
3. 逆ネジ対応BBの選択肢
イタリアン規格のBBに逆ネジ対応のものもありますが、それは一般的ではなく、特に左側が正ネジのBBには多くの選択肢があります。右側の逆ネジが必要な場合は、BBを別の規格に変更するか、逆ネジ対応の特別なBBを探す必要があります。
4. まとめ
シェル幅70mm、シェル内径34.8mmのフレームで左正ネジ、右逆ネジのBBは、一般的にイタリアン規格とは互換性がありません。特に逆ネジが必要な場合、イタリアン規格のBBでは適合しないため、逆ネジ対応のBBを選ぶか、規格を変更することが求められます。
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