200mの練習でラストの60mあたりから疲れて全力が出せないという悩みを抱えている方は少なくありません。どうすれば最後まで力を出し切れるのか、今回はその原因と対策について解説します。
ラスト60mで疲れる原因とは?
200mを走る場合、スタートから全力を出し、後半に力尽きてしまうことがよくあります。これは、後半に足が重くなる原因がいくつかあります。まず、スタートから中盤まで全力で走るため、体力を消耗しすぎてしまうことが多いです。
また、呼吸が浅くなったり、ペースの維持が難しくなったりすると、最後の60mで疲れが一気に出てしまうことがあります。この状態では、最終的にペースを落としてしまい、全力を出し切れないことになります。
練習で改善する方法
ラスト60mを改善するための練習法には、ペース配分を意識することが大切です。スタートから中盤まで全力で走るのではなく、一定のペースで走り、最後の20m〜30mに全力を注げるような走り方を習慣化することが効果的です。
また、インターバルトレーニングや短距離走のスプリントを行い、心肺機能や筋持久力を高めることが、ラストの疲労感を軽減する助けになります。特に、スプリント後に少し休憩を入れたトレーニングを繰り返すことで、後半の疲労を遅らせることができます。
走る時の心の持ち方とコツ
走る時に意識すべきなのは、心の持ち方です。特にラストの60mで疲れを感じた時、「あと少しだ」というポジティブな気持ちを維持することが大切です。ネガティブな気持ちや疲れを感じると、身体がさらに重く感じ、ペースダウンしがちになります。
また、ラストスパートをかけるために、呼吸を深くすることを意識しましょう。呼吸が浅くなると疲れやすくなるので、リズムよく深い呼吸をすることを心がけます。走っている時のフォームも見直し、肩をリラックスさせて、無駄な力を使わないようにしましょう。
体調管理とレース前の準備
レースや練習前の準備も重要です。前日の食事や水分補給を意識的に行い、体調を整えておくことが、当日のパフォーマンスに大きく影響します。また、ウォームアップをしっかり行い、体を動かす準備をしておくことが、走りやすさを大きく改善します。
練習前に軽いストレッチを行い、筋肉をほぐしておくことが、レース中に突然の疲労感を避けるために有効です。
まとめ:最後まで力を出し切るために
200mのレースで最後の60mまで力を出し切るためには、ペース配分、心の持ち方、練習の内容、そして体調管理が重要です。スタートから全力で走りすぎず、一定のペースで走ることを意識し、ラストスパートに備えましょう。
また、呼吸法やフォームを見直し、無駄な力を使わないようにすると、最後まで強い走りができます。地道に練習を積み重ね、少しずつ改善を目指していきましょう。


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