競泳のクロールでキャッチ後の腕の回し方がわからず、肘から引いてしまうことがありますよね。クロールは効率的な泳ぎ方が求められるため、腕の回し方や力の入れ方を理解することが大切です。この記事では、クロールでの腕の正しい回し方と力の入れ方を解説します。
クロールにおける腕の回し方の基本
クロールでは、腕を水中で「回す」動きが重要です。この回し方は、腕を無駄に力を入れすぎずに、スムーズに行うことがポイントです。まず、腕を水に入れる際には、肩が水面に対して平行になるように意識します。
水中でのキャッチ時、肘を少し曲げて前腕を使って水を捉えることが大切です。このキャッチ動作がうまくいくと、スムーズに腕を回すことができ、抵抗を減らすことができます。
腕を回す際の肘の位置
クロールで肘から引いてしまうのは、腕を回すときに肘を水面近くで引いてしまうためです。肘を引きすぎると、水の抵抗を大きくしてしまいます。腕を回す際は、肘を少し曲げた状態で水をかくように意識します。
肘が水面に近づくことで、前腕と手のひらが水をしっかり捉えやすくなり、効率的に推進力を得ることができます。手のひらが水を「押す」動きになり、全身のバランスを保つことができます。
腕に力を入れるタイミングと力加減
クロールでは、腕の動きに無駄な力を入れすぎると疲れてしまいます。力を入れるタイミングは、キャッチから押し出す際に最も重要です。最初のキャッチでしっかりと水を捉えたら、肘を少し上げて前腕と手のひらで水を押し出すように力を入れます。
力の入れ具合は、無理に力を込めるのではなく、腕全体で均等に水を押し出すようにすると効率よく泳げます。また、力を入れすぎないように、リラックスして腕を回すことも大切です。
練習方法で腕の回し方を改善する
腕の回し方を改善するためには、実際に水中での練習を繰り返し行うことが重要です。例えば、スイムビートやドリルを取り入れた練習を行うことで、正しいフォームを習得することができます。
ドリルの一例として「片手クロール」を行うことがあります。片手クロールでは、片方の腕を使って回す感覚を意識しやすく、バランスが取れるようになります。このような練習を繰り返すことで、腕の回し方を改善することができます。
まとめ
クロールの腕の回し方は、キャッチから押し出す動作が非常に重要です。肘を引かず、前腕と手のひらを使って水をしっかり捉え、力の入れ方を適切に調整することがポイントです。練習を繰り返し行い、フォームを整えることで、効率的なクロールができるようになります。
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