エギングをしていると、ある日突然飛距離が出なくなることがあります。以前はよく飛んでいたのに、急に飛距離が落ちると、なぜそうなったのか気になるものです。この記事では、飛距離が出なくなる原因とその改善方法について、考えられる要因を詳しく解説します。
ラインに染み込んだ海水の影響
エギングでは、PEラインが使用されることが一般的ですが、海水に長時間晒されるとラインに塩分が染み込み、ラインの滑りが悪くなることがあります。これにより、キャスト時の抵抗が増し、飛距離に影響を与えることがあります。特に、ラインが乾燥して固まっていると、飛距離が落ちやすくなります。
解決策としては、使用後にラインをしっかりと水洗いし、保管前に乾かすことが大切です。また、ライン自体のメンテナンスや潤滑剤の使用も効果的です。
ロッドパワーとエギのバランス
使用しているロッドがエギの重さに対して適切なパワーを持っていない場合、キャスト時にエギがしっかりと飛ばず、飛距離が落ちることがあります。質問者が使用しているのは15gまで投げられるアジングロッドですが、エギの重さが3号(約15g前後)であるため、ロッドとエギのバランスに問題がある可能性があります。
ロッドのパワーが足りない場合、飛距離を出すためには、もう少しパワーのあるロッドに変更するか、エギの重さを軽くすることが必要です。
キャストフォームの見直し
キャストフォームが悪いと、飛距離に大きく影響を与えます。特に、ロッドの振り方やタイミングがずれていると、エギが安定した飛行をしなくなり、飛距離が落ちます。キャスト時に力を入れすぎてしまったり、逆に力が足りない場合も問題です。
飛距離を改善するためには、キャストフォームを見直し、ロッドの使い方をよりスムーズにすることが大切です。練習を重ねることで、フォームを改善し、安定した飛距離を得ることができます。
ガイドのサイズと飛距離の関係
ガイドが小さい場合、ラインの摩擦が増えて、キャスト時の飛距離に影響を与えることがあります。特に、PEラインを使用していると、ガイドのサイズが小さいとラインが通過する際に抵抗が増えてしまい、飛距離が出にくくなります。
解決策としては、ガイドが適切なサイズであるかを確認し、もし小さいと感じる場合は、より大きなガイドに交換することを検討するのも一つの方法です。
まとめ
エギングで飛距離が出ない理由は、ラインの海水の影響、ロッドとエギのバランス、キャストフォーム、そしてガイドのサイズなど、さまざまな要因が考えられます。これらを一つずつ確認し、適切な対策を取ることで、飛距離を改善することができます。エギングのパフォーマンスを向上させるために、これらの要因を意識し、釣行前にしっかりと準備を整えましょう。
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