ブラジリアン柔術のクローズドガードを割られそうなときの対策法

ブラジリアン柔術を始めたばかりの初心者が直面する課題の一つが、クローズドガードを割られたときにどう対処するかです。クローズドガードが崩れると、相手のパスガードを許してしまう可能性が高く、早い段階で対策を学ぶことが重要です。

1. クローズドガードを安定させるための基本的な姿勢

クローズドガードが割られそうになった時に最初にやるべきことは、ガードをしっかりと安定させることです。ガードを維持するためには、相手の腰をしっかりと抱え、膝を相手の胸に押し付けることが大切です。このとき、相手の体の動きに合わせて自分の体を調整し、しっかりと力をかけましょう。

また、相手の腕をコントロールすることも有効です。相手の腕が自由に動ける状態だと、簡単にパスされてしまうので、相手の腕を抑えて、体を密着させることが効果的です。

クローズドガードを割られそうになった場合、最初に考えるべきは相手の動きを止めることです。相手がガードを割りに来る際、腰を持ち上げる動きが多いので、そのタイミングで自分の膝をしっかりと相手の腰に押し込んで安定させると効果的です。

もし相手のパスが始まった場合、すぐに反応して、脚を使って相手の体勢を崩しましょう。素早く相手の頭を向けることで、相手のパスを防ぐことができます。

クローズドガードを維持しながら、相手がパスガードを試みてきた場合、足を使うことが重要です。足を使って相手の体重をコントロールしたり、膝で相手を押さえ込んだりすることで、相手の動きを封じることができます。

また、相手が力任せにガードを割ろうとする時には、足をしっかりとロックして、相手を前に倒すようにして体勢を崩す方法もあります。このようなテクニックを使うことで、相手のパスガードを防ぐことができます。

クローズドガードを割られないようにするためには、普段の練習で意識的にガードの強化に取り組むことが必要です。ガードが安定していれば、相手のパスを防ぐことができますが、そのためには、相手の体勢を崩しながら動き続ける練習が大切です。

また、相手のパスを予測して動くことも重要です。相手がどこを攻めてくるか、どういう体勢でパスを狙ってくるのかを把握し、それに合わせた防御を身につけることが、クローズドガードを割られにくくするための鍵となります。

クローズドガードを割られないためには、ガードをしっかりと安定させ、相手の動きを読み取って足を使い、相手のパスガードを防ぐ技術を身につけることが大切です。練習でしっかりと基礎を固め、試合でも冷静に対応できるように心掛けましょう。