ロードバイクのボトムブラケット(BB)を交換する際、フレーム側のシェル幅を正しく理解することは非常に重要です。特に「SM-BB72-41」という既存のBBから「SM-BBR60」への交換を考えている場合、どのシェル幅を選ぶべきか迷う人も多いはずです。この記事では、それぞれのBBの特性とシェル幅の判断方法について解説します。
SM-BB72-41とはどんなBB?
Shimanoの「SM-BB72-41」は、プレスフィットタイプのボトムブラケットで、通称BB86(プレスフィット86.5)に対応するモデルです。これはフレームのBBシェル内径が41mmで、シェル幅が約86.5mmのフレームに対応しています。つまり、ねじ切り式ではなくフレームに圧入して取り付けるタイプです。BB86は、ロードバイクで広く使われる規格のひとつです。[参照]
このようなプレスフィットBBを搭載している場合、フレーム側はねじ切り(BSA)ではなく、プレスでBBを装着する仕様になっています。
SM-BBR60とはどんなBB?
一方、「SM-BBR60」はShimanoのねじ切り式(BSA)ボトムブラケットで、Hollowtech IIクランクに対応する一般的なスレッドBBです。これは伝統的なBSAスレッド(英式)で、フレーム側にねじ山が切られているタイプで使われます。Shimanoでは、このBSAタイプBBはシェル幅が68mmか70mmのフレームに対応する仕様で販売されています。適合するかどうかは、フレームの構造に依存します。[参照]
SM-BBR60は、同じモデルでも68mm用と70mm用がラインナップされているため、実際にどちらかを選ぶかはフレーム側のBBシェル幅の実測が必要です。
シェル幅の見分け方
ロードバイクのBBシェル幅は、フレームの左右内側の幅を直接測ることで判別できます。一般的なロードフレームは68mmが多く、一部では70mmのフレームもあります。プレスフィットBB(SM-BB72-41)の場合は86.5mm幅のフレームです。このプレスフィット規格はねじ切り式ではありません。
もし現在のBBがプレスフィットタイプであるなら、そのフレームはねじ切りの68/70mmではなく、プレスフィットのBB86/BB92などの規格である可能性が高いです。その場合、ねじ切り式のSM-BBR60を取り付けることはできません。
選ぶべきBBはどう決める?
既存のSM-BB72-41(プレスフィットBB86)をねじ切り式のSM-BBR60に変更したい場合、フレームがプレスフィットではなくねじ切りである必要があります。もしあなたのフレームがプレスフィットBB86なら、同じプレスフィットのBB86対応モデルを選ぶ必要があります。
反対にフレームがねじ切り(BSA)であることが確実であれば、SM-BBR60には68mmと70mmのバリエーションがありますので、実際にフレームのシェル幅を計測し、適合するサイズを選びます。多くのロードバイクでは68mmが一般的ですが、稀に70mmの規格も存在します。
まとめ
結論として、SM-BB72-41はプレスフィットBB86用であり、これはシェル幅が約86.5mmのフレーム専用です。このフレームにねじ切り式のSM-BBR60を直接取り付けることはできません。SM-BBR60を使用するには、フレーム側がねじ切り(BSA)であり、実際のシェル幅(68mmか70mm)を測定して適合するサイズのBBを選ぶ必要があります。
まずはフレーム側のBBシェルがプレスフィットかネジ切りか、そして実際の幅を確認することが交換の第一歩です。


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