大相撲の番付予想は、星勘定だけでなく「過去の慣例」や「番付編成会議の傾向」が絡むため、毎場所ファンの間で大きな話題になります。
特に名古屋場所前は、三役拡張の可能性や幕内・十両の入れ替え人数など、微妙なラインの力士が多く予想が難しい場所になりそうです。
今回話題になっているのは、関脇4人体制になるのか、幕内で誰が“割を食う”のか、さらに十両残留ラインはどこになるのかという点です。
この記事では、近年の番付編成傾向を踏まえながら、注目ポイントを整理していきます。
関脇4人体制の可能性は十分ありそう
若隆景が小結で12勝という成績を残した場合、関脇昇進はかなり有力です。
近年の番付編成では、小結で11勝以上なら関脇昇進がほぼ慣例化しています。
さらに熱海富士、琴勝峰が勝ち越し、安青錦が陥落圏という状況なら、関脇枠を増やして対応する可能性は高そうです。
| 力士 | 想定 |
|---|---|
| 若隆景 | 関脇昇進有力 |
| 熱海富士 | 関脇残留圏 |
| 琴勝峰 | 関脇候補 |
| 安青錦 | 陥落候補 |
近年は“成績優先”で三役枠を柔軟に増やす傾向が強く、4関脇自体は珍しくなくなっています。
小結は義ノ富士と王鵬が有力候補か
関脇枠が増えた場合、小結の空席がどう埋まるかも注目点です。
義ノ富士と王鵬は成績面・地位面のバランスから考えて有力候補と言えそうです。
特に王鵬はここ数場所で安定感を見せており、番付編成側からも評価されやすいタイプです。
一方で、小結2枠で収めるのか、こちらも拡張するのかは微妙なラインでしょう。
幕内は「誰を落とすか」が最大の焦点
幕内下位は、時疾風、玉鷲、欧勝海、竜電あたりが陥落候補として名前が挙がりやすい状況です。
一方で、十両側からは阿武剋、大青山、尊富士、朝翠龍、一意など昇進候補が複数います。
問題は「人数が合わない」ケースです。
番付編成では、単純な星数だけではなく、地位や過去の慣例が重視されるため、“割を食う”力士が出ることがあります。
| 昇進候補 | 評価 |
|---|---|
| 尊富士 | ほぼ有力 |
| 大青山 | 可能性高め |
| 阿武剋 | 星次第で昇進圏 |
| 朝翠龍 | やや微妙 |
| 一意 | 番付運次第 |
質問にあるように、朝翠龍が“割を食う”可能性は確かにありそうです。
特に下位での勝ち越しは、番付上位での負け越しより軽く扱われることがあります。
十両は「5枚目の壁」が最大の論点
十両昇進予想では、毎回話題になるのが“十両5枚目付近の壁”です。
幕下上位で好成績でも、地位が低いと昇進できないケースは珍しくありません。
今回も嵐富士はかなり有力ですが、その次の大皇翔、豪刃雄、丹治あたりは議論になりそうです。
丹治と豪刃雄は「星」だけなら丹治優勢か
単純な勝敗だけを見ると、丹治の方が豪刃雄より評価されても不思議ではありません。
ただし番付編成では「どの地位で勝ったか」が重要視されるため、幕下上位経験者が優先されることもあります。
このあたりは毎場所ファンの間でも意見が割れるポイントです。
栃大海や白鷹山の扱いは過去事例が鍵
十両残留争いでは、過去の据え置き事例が大きな参考になります。
特に栃大海は以前、かなり厳しい成績でも据え置かれたケースがありました。
そのため白鷹山も「前例重視」で残留となる可能性は十分あります。
一方で、錦木との比較になると「同じような成績なのに扱いが違う」という不平等感が出るのも確かです。
番付編成は“完全な機械計算”ではなく、過去慣例と全体バランスで決まる部分が大きいです。
近年の番付編成は柔軟化している
最近の大相撲では、昔よりも三役増員や番付柔軟化が進んでいます。
以前なら昇進できなかった成績でも、近年は救済されるケースが増えました。
逆に「星だけでは説明できない残留」も増えており、ファンの予想が難しくなっています。
特に幕内下位〜十両上位は、“編成会議の空気”で決まる部分が大きく、毎場所議論になります。
まとめ
今回の名古屋場所番付予想では、若隆景の関脇昇進による4関脇体制の可能性はかなり高そうです。
また幕内・十両ともに「成績は足りているが枠が足りない」というケースが多く、誰が割を食うのかが最大の焦点になっています。
特に朝翠龍や丹治、大皇翔あたりは、番付編成の慣例が大きく影響しそうです。
番付は単純な星勘定だけでは決まらないため、過去事例と編成傾向をどう読むかが予想の面白さと言えるでしょう。


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