イングランド代表のメンバー発表では、毎回のように“豪華すぎる選外”が話題になります。
近年ではフィル・フォデンやコール・パーマーの起用法だけでなく、トレント・アレクサンダー=アーノルド(TAA)の扱いについても議論が絶えません。
特に「なぜTAAがスタメン固定ではないのか」「場合によっては代表メンバー外もあり得るのか」という声は、海外サッカーファンの間でも大きなテーマになっています。
この記事では、トゥヘル体制を想定した場合のイングランド代表におけるTAAの立ち位置や、選外論が出る理由について整理していきます。
TAAは世界屈指の右SBなのになぜ議論になるのか
トレント・アレクサンダー=アーノルドは、リバプールで長年活躍してきた世界トップクラスの右サイドバックです。
特にロングパス、クロス精度、ゲームメイク能力は異次元で、“プレーメーカー型SB”の代表格とも言えます。
| 強み | 特徴 |
|---|---|
| パス精度 | 長短の展開力が非常に高い |
| キック性能 | セットプレーでも脅威 |
| 攻撃参加 | 中盤的な役割も可能 |
| 視野 | 一発で局面を変えられる |
しかしその一方で、守備面の不安を指摘されることも多く、イングランド代表では“絶対的主力”になりきれていません。
トゥヘルが監督なら守備重視になる可能性
もしトーマス・トゥヘルがイングランド代表を率いる場合、戦術面でTAAが難しい立場になる可能性があります。
トゥヘルは基本的に「組織守備」と「戦術規律」を重視する監督として知られています。
そのため、攻撃性能が突出していても、守備バランスを崩す選手には慎重になる傾向があります。
TAAはクラブでは自由度が高い一方、代表では守備時の1対1や背後対応を不安視される場面が少なくありません。
特にワールドカップのような短期決戦では、“安定感”を優先する監督も多いです。
イングランド代表は右SBの層が異常に厚い
TAAが議論になる最大の理由は、イングランドの右サイドバック陣が異常なほど豪華だからです。
- カイル・ウォーカー
- リース・ジェームズ
- キーラン・トリッピアー
- ベン・ホワイト
- TAA
このように代表クラスが複数存在するため、“世界トップ級でも外れる可能性がある”という特殊な状況になっています。
特にウォーカーのスピードと守備力は国際大会で評価が高く、監督からすると計算しやすい存在です。
TAAは中盤起用の可能性もある
近年は、TAAをサイドバックではなく中盤で使う案も増えています。
リバプールでもインサイドに入りながらゲームメイクを行う役割を担うことがあり、“右SB登録のMF”的な選手になりつつあります。
そのため代表でも、純粋なSB争いではなく、中盤枠として活用する可能性があります。
ただしイングランドは中盤も超激戦区のため、簡単にポジションを確保できるわけではありません。
本当に選外になる可能性はあるのか
現実的には、TAAが完全に代表構想外になる可能性はそこまで高くないと考えられています。
なぜなら、彼のキック精度や展開力は“試合を変えられる武器”だからです。
特に格下相手に押し込む展開では、TAAの創造性が非常に有効になります。
ただし、相手との相性や試合展開次第では、守備重視で別タイプが優先されることは十分あり得ます。
つまり「能力不足で外れる」というより、“戦術との相性”が最大のポイントと言えるでしょう。
まとめ
TAAがイングランド代表で議論になるのは、実力不足ではなく、イングランド特有の選手層の厚さと戦術バランスの問題が大きいです。
特にトゥヘルのような守備規律を重視する監督の場合、攻撃力だけでなく守備面との兼ね合いも強く求められます。
一方で、TAAのパス能力やゲームメイク力は世界最高レベルであり、“試合を変えられる選手”であることは間違いありません。
そのため、完全な選外というよりは、「どの試合でどう使うか」が最大のテーマになっていると言えるでしょう。


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