バレーボール選手のプロフィールを見ると、「最高到達点340cm」などの数字が掲載されていることがあります。テレビ中継でも実況が取り上げることが多く、「あれってどうやって測っているの?」と気になる人も少なくありません。この記事では、バレーの最高到達点の意味や測定方法、実際の計測機器についてわかりやすく解説します。
最高到達点とは何を表しているのか
バレーボールの最高到達点とは、ジャンプした際に手が最も高く届いた位置のことを指します。
単純なジャンプ力だけではなく、身長・腕の長さ・フォームなども関係するため、選手ごとにかなり差があります。
特にスパイカーやミドルブロッカーでは、打点の高さが大きな武器になるため、最高到達点は重要な指標として扱われています。
例えば男子日本代表クラスでは、340cm前後を超える選手も珍しくありません。
昔ながらの測定方法は“壁タッチ”に近い
昔は、壁や測定板にジャンプして触れた位置を測る方法が一般的でした。
まず立った状態で腕を伸ばした高さ(指高)を測定し、その後ジャンプして届いた最高地点との差を計算する形です。
学校体育で行う垂直跳び測定に近いイメージと言えます。
現在でも、簡易測定ではこの方法に近い形が使われることがあります。
現在は専用測定器を使うことも多い
最近は、専用機器を使って最高到達点を測るケースも増えています。
特にバレーボールやバスケットボールでは、「Vertec(バーテック)」のようなジャンプ測定器が有名です。
これは高い位置に複数の棒が並んでおり、ジャンプ時に指で弾いた一番高い位置を記録する仕組みになっています。
また、近年はセンサーやモーション解析を使ったデジタル測定も行われています。
| 測定方法 | 特徴 |
|---|---|
| 壁タッチ方式 | シンプルで学校でも実施しやすい |
| Vertec測定器 | 競技現場でよく使われる |
| センサー測定 | データ分析が可能 |
| 映像解析 | 試合中データ計測も可能 |
プロフィールの数字は“スパイク時”の場合もある
バレー選手のプロフィールでは、「最高到達点」と言っても実は複数種類があります。
例えば、ブロックジャンプとスパイクジャンプではフォームが違うため、到達点も変わります。
助走をつけたスパイクジャンプのほうが高くなりやすく、テレビや公式プロフィールではこちらの数字が掲載されることも多いです。
そのため、「垂直跳び○cm」と「最高到達点○cm」は必ずしも同じ意味ではありません。
試合中の到達点はどう測っている?
国際大会やプロリーグでは、映像解析システムを使って試合中のジャンプ到達点を計測することがあります。
カメラ映像やAI解析を利用し、選手の位置やジャンプ高度を推定する技術が導入されているケースもあります。
特に近年はスポーツデータ分析が進化しており、リアルタイムでジャンプ高さを表示する中継も増えてきました。
FIVB(国際バレーボール連盟)でも、競技データ分析や統計システムが活用されています。[参照]
最高到達点が高ければ必ず強いわけではない
バレーでは最高到達点が注目されますが、それだけで選手の実力が決まるわけではありません。
実際にはタイミング、助走、体幹、ブロック読み、スイング速度など、多くの要素が関係します。
例えば到達点が少し低くても、コース取りやタイミングで活躍する選手も数多くいます。
そのため、最高到達点は“わかりやすい身体能力指標”のひとつとして扱われることが多いです。
まとめ
バレーボールの最高到達点は、ジャンプした際に手が届く最も高い位置を測定したものです。
測定方法には、壁タッチ方式・専用ジャンプ測定器・センサー解析などさまざまな種類があります。
また、スパイクジャンプとブロックジャンプで数値が異なる場合もあり、試合中は映像解析で計測されるケースもあります。最高到達点は選手の身体能力を示す重要な指標ですが、実際のプレーでは技術やタイミングなども同じくらい重要です。


コメント