モナコGPのフリー走行1回目(FP1)でフェラーリ勢が1位・2位を記録すると、『このまま優勝するのではないか』という期待が高まります。一方で、メルセデスやレッドブルなどのライバル勢は初日から全力でタイムを出しているとは限りません。モナコ特有のコース事情も踏まえながら、FP1の結果をどのように評価すべきかを解説します。
FP1首位でも優勝が確定するわけではない
モナコは市街地コースであり、他のサーキット以上に走行データの収集が重要です。そのためFP1では各チームが異なる燃料搭載量やタイヤプログラムを試しており、順位だけで戦闘力を判断することはできません。
過去のモナコGPでも、FP1首位のドライバーがそのまま優勝したケースもあれば、予選や決勝で勢力図が大きく変わったケースもあります。
フェラーリが有力候補と考えられる理由
とはいえ、モナコは低速コーナーが中心のサーキットであり、マシンのメカニカルグリップや旋回性能が重要になります。
フェラーリは近年、低速コーナー主体のコースで競争力を発揮する場面が多く、ドライバーもモナコとの相性が良いことで知られています。
| 要素 | フェラーリの評価 |
|---|---|
| 低速コーナー性能 | 高い |
| 予選一発の速さ | 強み |
| タイヤのウォームアップ | 比較的良好 |
| モナコ適性 | 高評価 |
そのためFP1の結果だけで優勝を断定はできないものの、優勝候補の筆頭格と考えることは十分可能です。
メルセデスのセットアップはまだ開発段階の可能性
FP1時点でメルセデスが上位にいない場合でも、それが即座にマシン性能不足を意味するわけではありません。
フリー走行ではサスペンション設定や車高、タイヤ管理など多くのテストが行われます。特にモナコでは壁との距離感を掴むことが重要なため、初日はドライバーが慎重に周回するケースも珍しくありません。
実際にはFP2やFP3で大幅にセットアップを変更し、一気に上位へ浮上するチームも存在します。
アストンマーティンの入賞可能性はあるのか
アロンソが『13位や14位なら攻める』と発言する背景には、モナコ特有のレース展開があります。
モナコはオーバーテイクが極めて難しく、予選順位が結果に直結しやすい反面、セーフティカーや接触事故によって順位が大きく変動することもあります。
アストンマーティンがトップ5争いをするのは簡単ではありませんが、予選で上位グリッドを確保できればポイント圏内フィニッシュは十分に狙えます。
モナコGPで重要なのは予選
モナコでは決勝よりも予選が重要と言われています。ポールポジションやフロントローを獲得したドライバーは、レースを有利に進められる可能性が非常に高くなります。
そのためFP1の順位よりも、FP3や予選で各チームがどの位置につけるかが勝敗を大きく左右します。
まとめ
FP1でフェラーリがワンツーだったことは好材料ですが、その時点で優勝が決まったわけではありません。ただしモナコの特性を考えると、フェラーリが優勝候補の中心にいることは確かです。
一方、メルセデスはまだセットアップ調整段階である可能性が高く、FP1だけで評価するのは早計です。アストンマーティンについても、予選結果とレース展開次第ではポイント獲得や入賞圏内フィニッシュの可能性を十分残していると言えるでしょう。


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