バレーボールではポジションごとに求められる役割が大きく異なります。そのため、長く同じポジションを務めている選手を見ると「リベロは面倒見が良い人が多い」「オポジットは積極的な性格が多い」といった印象を持つ人も少なくありません。実際のところ、ポジションと性格にはどのような関係があるのでしょうか。
ポジションと性格は完全には一致しない
まず前提として、ポジションは監督やコーチが選手の身体能力や技術、適性を見て決めることが多く、性格だけで決まるものではありません。
そのため「リベロだからおとなしい」「オポジットだからリーダー気質」と断言することはできません。実際には真逆の性格の選手も数多く存在します。
ただし、長期間そのポジションを経験することで、その役割に合った考え方や行動パターンが身につくケースはあります。
リベロに多く見られる傾向
リベロは守備専門のポジションであり、レシーブやカバーリングでチームを支える役割を担います。
そのため、周囲をよく観察できる人や、状況判断が冷静な人が向いていると言われます。
- 気配りができる
- チーム全体を見るのが得意
- コツコツ努力するタイプ
- 責任感が強い
- 縁の下の力持ちになれる
日常生活でも、友人の相談役になったり、集団のサポート役になったりする選手は少なくありません。
オポジットに多く見られる傾向
オポジットは攻撃の中心となる場面が多く、苦しい場面で得点を求められるポジションです。
そのため、積極性やチャレンジ精神を持つ選手が活躍しやすい傾向があります。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 積極性 | 自ら勝負することを恐れない |
| 精神力 | 失敗を引きずりにくい |
| 自信 | 重要な場面でも思い切りプレーできる |
| 向上心 | 結果にこだわる意識が強い |
日常生活でもリーダー役になったり、自分の意見をはっきり伝えたりする人が比較的多いという声があります。
性格がポジションを作るのか、ポジションが性格を作るのか
興味深いのは、もともとの性格がポジションに向いていたケースだけでなく、ポジション経験によって性格が変化するケースもあることです。
例えば、もともと控えめだった選手がオポジットとして試合を重ねるうちに自信を持つようになったり、人前で話すのが苦手だった選手がリベロとして指示を出す経験を積んでコミュニケーション能力を伸ばしたりすることがあります。
つまり、性格とポジションは一方向ではなく、お互いに影響し合っていると考えられます。
他のポジションにも見られる傾向
セッターは司令塔として冷静な判断力が求められ、ミドルブロッカーは瞬時の判断や切り替えの速さが重要になります。
アウトサイドヒッターは攻守両面を担うため、バランス感覚や対応力が必要です。
このように、それぞれのポジションには共通して見られる特徴がありますが、例外も多く存在するため参考程度に考えるのが良いでしょう。
まとめ
女子バレーにおいて、リベロとオポジットの性格には一定の傾向が見られることがあります。リベロは周囲を支えるタイプ、オポジットは積極的で勝負強いタイプと言われることが多いですが、必ずしも全員に当てはまるわけではありません。
むしろ、ポジションの役割を長く経験することで、その役割に適した考え方や行動が身についていくケースも少なくありません。ポジションと性格の関係はあるものの、それは絶対的なものではなく、一つの傾向として楽しみながら観察するのがおすすめです。


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