ラグビー選手を見て「肩幅は広いのに、肩のラインがなだらかでなで肩に見える」と感じることがあります。一部の有名選手の印象もあり、そうしたイメージを持つ人は少なくありません。本記事では、その見え方が生まれる理由を、競技特性や身体づくりの観点から整理します。
ラグビー選手の体格は“なで肩”ではなく“厚み型”
まず前提として、ラグビー選手の多くは肩幅自体は非常に広く、一般的には逆三角形の体型です。
しかし、上半身の筋肉が発達していることで、肩の骨格ラインが目立ちにくくなる傾向があります。
その結果として、視覚的に「なだらかに見える」ことがあります。
僧帽筋と三角筋の発達がシルエットを変える
ラグビーではスクラム・タックル・コンタクトプレーが多く、首から肩にかけての僧帽筋が特に発達します。
また、三角筋(肩の筋肉)も大きくなるため、肩の“角張り”が強調されにくくなります。
この筋肉の発達バランスが、なで肩のような印象につながる一因です。
姿勢とプレースタイルによる見え方の違い
ラグビー選手は常に低い姿勢で構えることが多く、前傾姿勢が基本になります。
この姿勢によって肩が前方に巻き込まれ、肩のラインが丸く見えやすくなります。
静止状態の写真などでは特にその傾向が強くなります。
ポジションごとに異なる体型の特徴
フォワード(FW)は接触プレー重視で上半身がより厚くなり、肩周りがさらに丸く見える傾向があります。
一方でバックス(BK)はスピード重視で比較的シャープな体型ですが、それでも肩周りの筋肉は発達しています。
ポジションによって見え方が微妙に異なるのも特徴です。
「なで肩に見える」は錯覚に近い現象
実際には骨格的に極端ななで肩である選手は多くなく、筋肉量と姿勢による視覚効果が大きな要因です。
特に僧帽筋の発達と前傾姿勢が組み合わさることで、肩のラインが滑らかに見えることがあります。
つまり競技特性による“見え方の違い”と考えるのが自然です。
まとめ
ラグビー選手がなで肩に見えるのは、骨格の問題というより筋肉の発達や姿勢、プレースタイルによる視覚的な影響が大きいと考えられます。
実際には肩幅は広く、非常にがっしりとした体型であることがほとんどです。
競技特性を理解すると、その独特なシルエットも納得しやすくなります。


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