メッシはシザースを使わない?ドリブル技術の特徴と相手を抜く秘密を解説

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リオネル・メッシのドリブルを見ていると、派手なまたぎフェイントである「シザース」を多用する選手とは印象が異なります。しかし、メッシはシザースを全く使わないわけではなく、別の武器を最大限に活かして相手を抜くタイプの選手です。この記事では、メッシのドリブル技術やシザースとの関係、なぜ独特の抜き方で世界最高峰の評価を得ているのかを解説します。

メッシはシザースを使うのか

結論から言うと、メッシはシザースを使うことがあります。ただし、クリスティアーノ・ロナウドやネイマールのように、相手を止めるための大きなフェイントとして頻繁に使うタイプではありません。

メッシのドリブルでは、細かいタッチ、体の向きの変化、重心移動、瞬間的な加速によって相手を抜く場面が多く見られます。そのため、試合中の印象として「シザースをしていない」と感じる人が多くなります。

シザースは足をボールの周りで回して相手の判断を迷わせる技術ですが、メッシの場合は相手が判断する前に方向転換や加速で抜き去ることが多いのが特徴です。

メッシがシザースより得意とするドリブル技術

メッシ最大の武器は、ボールを足元から離さない細かいタッチです。一般的なドリブラーは大きくボールを動かして相手をかわすことがありますが、メッシは常に自分が次の動きをできる距離にボールを置いています。

例えば、相手ディフェンダーが足を出そうとした瞬間に、左右へわずかにボールをずらして抜くプレーがあります。この動きは派手なフェイントではありませんが、相手のタイミングを完全に外す高度な技術です。

また、メッシは低い重心と優れた身体バランスを持っているため、接触されても倒れずにプレーを続けることができます。

メッシの得意技「緩急」と「方向転換」

メッシのドリブルで特に特徴的なのが、スピードの変化です。常に速く走るのではなく、一度ゆっくり動いて相手を誘い、一瞬の加速で抜き去ります。

ディフェンダーは相手の動きに合わせて守備する必要がありますが、メッシは相手の重心が傾いた瞬間を見逃しません。そのため、派手なフェイントを使わなくても相手を置き去りにできます。

例えば左サイドでボールを持ったメッシが中央へ向かう場面では、細かなボールタッチと体の向きだけで相手を内側へ誘導し、外側や中央へ突破することがあります。

シザースが得意な選手との違い

シザースを武器にする選手は、フェイントによって相手の判断を遅らせることを目的にしています。クリスティアーノ・ロナウドのように、大きな動きで相手の重心を崩してから突破する選手もいます。

一方でメッシは、相手をだますというより、相手の動きを観察して最も効率的な瞬間に抜くタイプです。

つまり、シザースが「相手を迷わせる技術」だとすれば、メッシのドリブルは「相手が対応できないタイミングを作る技術」と言えます。

メッシが派手なフェイントなしでも成功する理由

メッシが特別なのは、基本技術の精度が極限まで高められている点です。トラップ、ボールタッチ、加速、視野の広さなど、複数の能力を組み合わせることで相手を突破しています。

一般的な選手がシザースなどのフェイントで作る時間やスペースを、メッシはボール操作と判断力だけで作り出します。

そのため、観客から見るとシンプルな動きに見えても、実際には相手守備者の心理や体の向きを計算した非常に高度なプレーになっています。

まとめ:メッシはシザースを使うが、最大の武器ではない

メッシはシザースを全く使わない選手ではありません。しかし、彼のドリブルの中心にあるのはシザースではなく、細かなボールタッチ、緩急、方向転換、判断力です。

そのため、シザースを多用するドリブラーとは違った形で相手を抜き、長年世界最高峰の選手として評価されてきました。

メッシのプレーを見る際は、派手なフェイントの有無だけではなく、相手の重心を読む能力や一瞬の判断の速さに注目すると、さらにその凄さが分かります。

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