高校テニスで県大会本戦レベルまで到達すると、技術だけでなく体力や試合終盤の安定感が勝敗を大きく左右するようになります。特に長いラリーが続く試合では、「もっと楽に深いボールを打ちたい」「後半でも威力を落としたくない」と感じる選手も多くいます。
現在使用しているラケットやガットが合っているのか、ラケット変更を考えるべきなのかは非常に悩むポイントです。この記事では、ヨネックスのパーセプトを使用している競技レベルの高い高校生が、ラケットを変える前に確認すべきポイントや、飛びを求める場合の調整方法について解説します。
県大会本戦レベルの選手がラケット変更を考えるタイミング
高校生で県大会本戦レベルまでプレーできている場合、現在のラケットが大きく合っていない可能性は低いです。ある程度勝ち上がれるラケットは、本人の技術やプレースタイルに適している場合が多いためです。
ラケット変更を考えるべきなのは、「ボールが飛ばない」という感覚だけではなく、具体的な問題が続いている場合です。
例えば、普段は十分なスピードや深さを出せるのに、試合後半になると短いボールが増える場合は、ラケット性能よりも体力低下やスイング速度の低下が原因であることも多くあります。
ヨネックス パーセプトの特徴と向いている選手
ヨネックスのパーセプトは、コントロール性能や打球感を重視したラケットです。自分からスイングしてボールをコントロールしたい選手に向いています。
特に県大会レベルの選手では、相手の球威に合わせるだけではなく、コースを狙った攻撃的なプレーが求められるため、パーセプトのようなコントロール系ラケットを好む選手も多くいます。
一方で、疲れてスイングが小さくなった時には、パワー系ラケットと比べて楽に飛ばす感覚は少なく感じる場合があります。
ポリツアープロ49ポンドのセッティングは適切か
使用しているポリツアープロを49ポンドで張るセッティングは、高校生の競技者でもよく採用される設定です。コントロールと反発力のバランスが取りやすいテンションです。
ただし、試合終盤で飛びが欲しい場合は、テンションを少し下げる方法もあります。例えば47ポンドや45ポンド程度にすることで、ボールの飛びやスピン性能が向上する可能性があります。
ラケットを変更する前に、まずは同じラケットでガットの種類やテンションを調整することで、自分に合った打球感を探すことができます。
楽に深いボールを打つために見直すポイント
深いボールを楽に打つためには、ラケット性能だけでなく、スイングや体の使い方も重要です。特に試合終盤では、腕だけで振るようになるとボールが浅くなりやすくなります。
下半身の力を使い、体の回転でボールを押し出すことができれば、同じラケットでも深さを出しやすくなります。
例えば、序盤はベースライン深く打てるのに、3セット目だけ浅くなる場合は、ラケットよりも疲労によるフォームの変化を疑うべきです。
飛びを求める場合に検討できるラケットタイプ
もし調整をしても飛び不足を感じる場合は、パワー系ラケットを試す選択肢もあります。
一般的には、フェイスサイズが大きめでフレームに厚みがあるラケットは、少ない力でもボールを飛ばしやすい特徴があります。
ただし、現在のパーセプトで県大会本戦レベルまで戦えている場合、飛びを増やしすぎるとコントロールが難しくなる可能性もあります。
ラケットを変える前に試したい具体的な方法
ラケット変更を決める前に、まずは現在のパーセプトを活かした調整がおすすめです。
- ガットのテンションを2〜4ポンド下げる
- 少し柔らかいポリエステルやハイブリッドを試す
- グリップや重量バランスを確認する
- 試合終盤を想定した体力練習を増やす
例えば、練習では問題なく打てるのに試合だけ後半に浅くなる場合、ラケット変更よりも試合形式の体力強化の方が効果的なことがあります。
まとめ
高校2年生で県大会本戦レベルまで到達している選手の場合、すぐにラケットを変更する必要はないケースが多いです。
ヨネックス パーセプトは競技志向の選手に適したラケットであり、まずはポリツアープロのテンション調整やフォーム、体力面の見直しを行うことが重要です。
試合終盤で楽に深いボールを打ちたいという課題は、ラケット性能だけでなくセッティングやプレースタイルとの相性によって変わります。現在のラケットを活かしながら調整を重ね、それでも明確な不足を感じた時にラケット変更を検討すると良いでしょう。


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