グランツーリスモ7(GT7)でSUPER GTやGT500マシン風のセッティングを再現する場合、特に富士スピードウェイではギア比の調整がラップタイムに大きく影響します。長いホームストレートで最高速を伸ばしながら、低速コーナーでは加速力を失わないバランスが重要です。
Audi RS 5 Turbo DTM ’19をベースに650PS前後のGT500風マシンとして仕上げる場合、富士で1分26秒台を狙うには6速の伸びと各ギアのつながりを意識した調整が必要になります。ここでは富士スピードウェイ向けのギア比設定例と調整方法を解説します。
富士スピードウェイ用ギア比で重要になるポイント
富士スピードウェイはホームストレートが非常に長いため、最高速設定を間違えると大きくタイムを失います。一方でヘアピンや最終セクターでは低中速域の加速も必要になるため、単純に最高速だけを伸ばす設定は有効ではありません。
GT500マシンをイメージする場合、スリップなし単独走行で約287km/h付近まで伸びる6速設定が理想です。レブリミットに当てず、ストレート終盤で少し余裕を残すことで安定したラップを刻めます。
また、富士では1速を使う場面が少ないため、発進加速よりも2速から4速までの加速性能を重視すると走りやすくなります。
Audi RS 5 Turbo DTM ’19 富士向けギア比設定例
以下はGT500風650PS前後の仕様を想定した富士スピードウェイ向けの基本設定例です。
| 項目 | 設定値 |
|---|---|
| 最高速設定 | 320km/h前後 |
| ファイナルギア | 3.200 |
| 1速 | 2.650 |
| 2速 | 1.850 |
| 3速 | 1.420 |
| 4速 | 1.150 |
| 5速 | 0.950 |
| 6速 | 0.790 |
この設定では富士ホームストレート終盤で6速を使い、約280〜290km/h付近まで伸ばすことを狙ったバランスになります。
ただしGT7ではエンジン特性やダウンフォース量、タイヤ、車重によって速度の伸びが変化するため、最終的には6速だけ微調整するのがおすすめです。
GT7でギア比の可動域を広げて調整する手順
GT7のフルカスタマイズ・ミッションでは、最初に最高速設定を変更してギア全体の調整幅を作ることが重要です。
手順としては、まず最高速設定を320km/h以上に広げ、その後ファイナルギアを調整して全体の位置を決めます。その状態で1速から6速までを順番に合わせていきます。
おすすめの調整順は以下です。
- 1. 最高速設定を高めに設定する
- 2. ファイナルギアで全体の加速と最高速を調整する
- 3. 6速をホームストレート終盤用に合わせる
- 4. 2〜5速をコーナー脱出重視で調整する
最初から各ギアを細かく合わせようとすると迷いやすいため、まず6速の最高速を決めてから中間ギアを調整すると効率的です。
富士で1分26秒台を狙うための走行セッティング
富士スピードウェイでは最高速だけでなく、セクター2のテクニカル区間での車速維持が重要です。ギア比を高速寄りにしすぎると、ヘアピンからの立ち上がりで加速不足になります。
特に3速と4速は重要で、100Rからダンロップコーナー、最終セクターでエンジンのおいしい回転域を維持できるように調整します。
例えば6速だけを伸ばして最高速287km/hを達成しても、3速から4速へのつながりが悪い場合はラップタイムが落ちる可能性があります。
鈴鹿やオートポリスでも使う場合の調整方法
同じGT500風仕様でも、富士と鈴鹿やオートポリスでは求められるギア比が変わります。
鈴鹿では高速コーナーが多いため、中間ギアを少しクロスさせて加速重視にすると走りやすくなります。逆にオートポリスでは低速コーナーからの立ち上がりが多いため、2速と3速の加速を重視すると安定します。
富士用セッティングを基準にするなら、鈴鹿ではファイナルを少し下げて最高速寄り、オートポリスでは少し上げて加速寄りに調整すると対応しやすくなります。
まとめ:RS 5 DTMをGT500風に仕上げるなら6速と中間加速の両立が重要
Audi RS 5 Turbo DTM ’19をGT7でGT500風に再現する場合、富士スピードウェイでは約287km/hの最高速を狙いつつ、2速〜5速の加速性能を残すことが重要です。
基本設定としてはファイナルギアで全体を調整し、6速をホームストレート用に合わせ、その後に中間ギアをコーナー脱出向けに調整すると理想に近づきます。
マシン性能やドライビングスタイルによって最適値は変化しますが、GT500らしい走りを目指すなら最高速だけではなく、富士の各セクターでエンジン回転を維持できるギア設定を意識することが重要です。


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