スノーボードブーツを選ぶ際、昔はスピードシューレースタイプが多く、BOAタイプは金属ワイヤーを使用している印象が強くありました。しかし近年のスノーボードブーツでは、BOAシステムの構造や素材が大きく進化し、以前とは違った特徴を持つようになっています。この記事では、サロモンを含むスノーボードブーツのBOAシステムの変化や、ワイヤー素材の違い、現在のブーツ選びで知っておきたいポイントを解説します。
昔のスノーボードブーツに使われていたBOAワイヤーとは
BOAシステムがスノーボードブーツに広く採用され始めた頃は、締め付け用のワイヤーに金属製のものが使われているモデルが多くありました。
金属ワイヤーは高い耐久性があり、ダイヤルを回すだけで簡単にブーツを締められる便利さがありました。一方で、硬さや冷えによる感触の変化、足に当たった時の違和感などを気にするライダーもいました。
そのため、スピードシューレースタイプを好む人の中には、BOA特有の金属ワイヤーの感触を理由に避けていた人も少なくありませんでした。
BOAシステムは進化し現在は金属ワイヤーではないモデルが主流
現在のBOAシステムでは、以前のような金属ワイヤーではなく、高強度な繊維素材を使ったレースが多く採用されています。
代表的なものがBOA社の開発した「TX3」などのテキスタイル素材のレースです。これは軽量で柔軟性があり、従来の金属ワイヤーとは異なるフィット感を実現しています。
そのため、昔BOAを使用して「硬い」「足当たりが気になる」と感じた人が、現在のBOAブーツを試すと印象が大きく変わることがあります。
サロモンのスノーボードブーツでBOAが変化した時期
サロモンのスノーボードブーツでも、近年のモデルでは金属ワイヤーではなく、繊維系レースを使用したBOAシステムが採用されています。
正確な切り替え時期はモデルやシリーズによって異なりますが、2010年代後半頃から、多くのスノーボードブランドで金属ワイヤーからテキスタイル系レースへの移行が進みました。
サロモンでも旧モデルと新モデルではBOAの感触が大きく異なるため、以前使った経験だけで判断すると、現在のBOAブーツの性能を正しく評価できない場合があります。
現在のBOAブーツとスピードシューレースの違い
現在のBOAブーツは、締め付けの速さや調整のしやすさが大きなメリットです。滑走中でもダイヤルを回して微調整できるため、足のむくみや緩みへの対応もしやすくなっています。
一方、スピードシューレースタイプは、上下で締め分けができるモデルが多く、足首周辺や甲部分のフィット感を細かく調整できる点が魅力です。
例えば、パークで細かい動きを重視する人や、自分好みの締め具合を作りたい人はスピードシューレースを好む傾向があります。一方で、着脱の手軽さを重視する人にはBOAが向いています。
BOAタイプを選ぶ時に確認したいポイント
BOA搭載ブーツを選ぶ場合は、単純に「BOAかどうか」だけでなく、どの種類のBOAシステムを採用しているかを確認することが重要です。
最近では、足首部分と甲部分を別々に締められるデュアルBOAや、異なるゾーンを調整できるシステムも増えています。
以前のBOAに苦手意識があった人でも、最新モデルではフィット感や耐久性が改善されているため、試着してみる価値があります。
まとめ|サロモンのBOAは昔とは別物に進化している
サロモンを含む現在のスノーボードブーツのBOAシステムは、昔の金属ワイヤー中心のものから、柔軟で軽量な繊維素材のレースへと進化しています。
そのため、以前BOAを避けていた人でも、最新モデルでは締め付け感や足当たりに違った印象を持つ可能性があります。
スピードシューレースにもメリットがありますが、現在のBOAは技術進化によって快適性が高まっているため、昔のイメージだけで判断せず、実際に試着して自分の滑り方に合うタイプを選ぶことが大切です。


コメント