バレーボールの試合では、テレビ映像だけを見ると「アウトに見えるのになぜ相手の得点になったの?」と疑問に感じる場面があります。特に国際試合ではプレーのスピードが速く、審判の細かな判定が映像では分かりにくいこともあります。今回は、日韓戦で見られたようなスパイクがブロックに触れていないように見えた場合でも相手の得点になる可能性がある理由について解説します。
バレーボールではスパイクがアウトでも相手得点になるケースがある
バレーボールでは、攻撃したボールがコート外に出た場合、基本的には相手チームの得点になります。しかし、例外としてブロックや相手選手に触れてからアウトになった場合は、攻撃側の得点になります。
つまり、スパイクが明らかにアウト方向へ飛んでいたとしても、日本側の選手の手や腕に少しでも触れていた場合は、韓国側の得点になります。この判定は「ワンタッチ」と呼ばれます。
テレビ中継の角度によっては、ブロックに当たった瞬間が見えなかったり、ボールの軌道だけを見ると完全なアウトに見えたりするため、視聴者には分かりにくいことがあります。
今回のようなプレーで考えられる主な判定理由
アンダーハンドでつないだボールを韓国選手がスパイクし、そのままアウトになったように見えた場面では、以下のような可能性があります。
1つ目は、日本側ブロックまたはディフェンス選手に触れていたケースです。ブロックだけではなく、前衛選手の指先、腕、肩などにボールが触れていればワンタッチとなります。
2つ目は、ボールの接触が一瞬だったため映像で確認しづらかったケースです。高速スパイクでは、わずかな接触は通常速度の映像では判断が難しく、審判の位置から見た判定が優先されます。
3つ目は、ライン判定やタッチネットなど別の反則が関係していたケースです。得点の理由は単純なスパイクの成否だけではなく、その前後のプレー全体で判断されます。
バレーボールの審判はどのように得点を判断しているのか
バレーボールでは主審、副審、線審がそれぞれ役割を持って判定しています。主審はプレー全体を確認し、副審はネット周辺や選手交代などを担当します。
国際大会ではチャレンジシステムが導入されている場合もあり、ワンタッチの有無やボールのインアウトなどを映像で確認できます。ただし、すべての大会で同じ運用がされているわけではありません。
そのため、観客やテレビ視聴者が「触っていないように見える」と感じても、審判から見ると明確な接触が確認されていた可能性があります。
テレビ映像で判定が分かりにくい理由
バレーボールのボールは非常に速く動くため、カメラの位置によって見え方が大きく変わります。正面から見るとアウトに見えても、横方向から見るとブロックに当たっている場合があります。
特にブロック時のワンタッチは、ボールの速度や回転が少し変化する程度の場合もあり、スロー映像がなければ判断が難しいプレーです。
例えば、強烈なスパイクがアンテナ外へ飛んだ場合でも、ブロッカーの指先に触れていれば攻撃側のポイントになります。このような場面は試合中によく起こります。
バレー観戦で疑問に感じた時に確認したいポイント
試合中の判定が気になった場合は、まず審判が示したジェスチャーを見ることが重要です。ワンタッチの場合、審判はボールが相手選手に触れたことを示す動作をします。
また、公式のハイライト映像やチャレンジ映像が公開されている場合は、複数の角度から確認すると理由が分かることがあります。
バレーボールは一瞬の接触で得点が変わる競技なので、見た目だけでは判断できないプレーも多くあります。
まとめ
日韓戦で韓国の得点になったスパイクがアウトに見えた場合でも、最も可能性が高いのは日本側選手によるワンタッチが認められたケースです。
バレーボールでは、わずかな接触でも判定が変わります。テレビ映像では確認できないほど小さなタッチもあるため、審判の判定や公式リプレイを合わせて見ることで、プレーの正しい意味を理解できます。


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