体育のプール後は、塩素のような独特のにおいや汗が気になり、デオドラントを使いたくなることがあります。そこで候補になりやすいのが、香りのあるデオドラント製品です。ただし、プール後は肌が濡れていたり、塩素や汗が残っていたりするため、普段とまったく同じ使い方が最適とは限りません。
特にオールドスパイスのように香りを感じやすい製品は、使う量やタイミングによっては爽やかに感じられる一方、学校の教室など人との距離が近い場所では香りが強く感じられる可能性があります。大切なのは、香りで別のにおいを覆い隠そうとするのではなく、まず肌を清潔で乾いた状態にしてから必要最小限を使うことです。
体育のプール後にオールドスパイスを使ってもいい?
基本的には、使用する製品の対象年齢、使用方法、注意事項に問題がなく、学校の校則などでも禁止されていなければ、プール後にデオドラントを使用するという考え方自体は不自然ではありません。ただし、製品ごとに使用部位や注意事項が異なるため、パッケージに記載された使用方法を優先してください。
また、プールから上がった直後の肌は濡れているため、まずシャワーでプールの水を流し、タオルで十分に水分を拭き取るのが基本です。肌に赤み、ヒリつき、かゆみなどがある場合には、香料などを含む製品の使用をいったん控えたほうが無難です。
ポイントは、プール後すぐに香りを重ねるのではなく、先に体を洗って乾かすことです。これだけでも汗や塩素などが混ざった独特のにおいを軽減しやすくなります。
オールドスパイスの匂いがきつく感じられるケース
香りの感じ方にはかなり個人差があります。自分では心地よい程度でも、近くにいる人には強く感じられることがあります。特に学校では、更衣室から教室へ戻ったあとに友人と近い距離で過ごすため、香りの強さには配慮したいところです。
さらに、プール後の塩素系のにおい、汗、デオドラントの香りなどが同時に存在すると、単純にデオドラントだけを嗅いだ場合とは違った印象になることがあります。そのため、においが気になるからと大量に塗るのは逆効果になりやすく、少量から試すのが適しています。
例えば、使用後すぐに自分で強い香りを感じるほど塗るのではなく、製品に指定された適量を守ります。初めて学校で使う場合は、休日などに一度試し、時間が経過したときの香り方や肌への刺激を確認しておく方法もあります。
制汗シートで拭いてから使うべき?
プール後にシャワーを浴びられ、タオルで体を十分に拭けるのであれば、必ずしも制汗シートを追加する必要はありません。シャワーで汗やプールの水を流して乾かしたあと、必要に応じてデオドラントを使用するというシンプルな方法で十分な場合があります。
一方、シャワーを十分に使えない場合などは、使用可能な部位であればボディシートで汗を拭き取ってから乾かし、その後デオドラントを使用する方法も考えられます。ただし、制汗シートとデオドラントの両方に香料や清涼成分などが含まれていると、香りが混ざったり肌への刺激が増えたりする場合があります。
そのため、シートを併用するなら、香りを強く重ねる目的ではなく汗や汚れを拭き取ることを目的にすると考えると分かりやすいでしょう。無香料タイプのボディシートを選ぶ方法もあります。
プール後のおすすめの順番
学校の設備や製品の使用方法にもよりますが、プール後のケアは次のような順番で考えると整理しやすくなります。
- 可能であればシャワーでプールの水や汗を洗い流す
- 清潔なタオルで体の水分を十分に拭き取る
- 必要な場合だけボディシートなどを使用する
- 肌が乾いてからデオドラントを適量使用する
- 着替えてから教室へ戻る
特に重要なのが「乾かしてから使う」という点です。汗や水分が残った状態で何種類もの製品を重ねるより、清潔にして乾燥させてから必要なものだけを使ったほうがシンプルです。
なお、プール後は肌が乾燥する人もいます。ヒリヒリしている場所、傷がある場所、剃毛直後などには使用できない製品もあるため、必ず手元の製品表示を確認してください。
学校では「自分が好きな香り」だけで決めないことも大切
デオドラントを学校で使用するときに意外と重要なのが、周囲との距離です。自宅や屋外なら気にならない香りでも、教室、電車、更衣室などの閉鎖された空間では強く感じられることがあります。
香水と同じように、香りの強さは使用者本人ほど気付きにくくなることがあります。そのため学校では、「自分にしっかり香る量」ではなく、「周囲に強く広がらない量」を意識するほうが使いやすいでしょう。
また、学校によっては香水やデオドラント、制汗剤などの持ち込み・使用について独自のルールがあります。校則がある場合はそちらを優先し、分からなければ先生などに確認しておくと安心です。
汗のにおい対策と香り付けは分けて考える
デオドラントを選ぶ際には、「良い香りを付けること」と「汗やにおいを抑えること」を分けて考えると失敗しにくくなります。香りを強くしても、汗や汚れそのものがなくなるわけではありません。
体育後であれば、シャワー、着替え、汗を拭くことなどが最初の対策になります。そのうえで必要ならデオドラントを使うという順序にすると、過度に香りを強くする必要もなくなります。
また、デオドラント製品にはさまざまな種類があります。香りの強さだけで選ばず、使用部位、制汗成分の有無、肌との相性、学校で使いやすいかなども確認すると、自分に合ったものを選びやすくなります。
まとめ:プール後は清潔にして乾かしてから少量を基本に
体育のプール後にオールドスパイスなどのデオドラントを使用する場合は、まずシャワーやタオルで汗とプールの水を落とし、肌を十分に乾かしてから製品表示に従って使用するのが基本です。制汗シートは必須ではなく、必要な状況で補助的に利用するとよいでしょう。
特に学校では、香りを重ねすぎない、適量を守る、肌に異常があるときは使わないという3点を意識すると扱いやすくなります。香りのあるシートと香りの強いデオドラントを何種類も重ねるより、清潔な状態を作ってから一つの製品を控えめに使うほうが、周囲にも配慮しやすい方法です。
なお、肌に赤み、かゆみ、痛みなどが生じた場合は使用を中止し、症状が続く場合には保護者や医療機関などに相談してください。製品ごとの使用方法や対象年齢については、実際に使用する商品の表示を確認することが大切です。


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