大相撲の場所中や巡業で、力士の後ろを歩きながら荷物を運んでいる若い力士を見て、「あれは何を運んでいるの?」「ふんどしってそんなに重いの?」と気になる人は多いようです。
相撲界では、関取のまわしや化粧まわしなどを付き人が持ち運ぶ文化があり、俗に「ふんどしかつぎ」と呼ばれることがあります。
この記事では、相撲のふんどしかつぎの役割や、実際に何枚くらい運ぶのか、どれくらい重いのかについて詳しく解説します。
『ふんどしかつぎ』とは何をしている人?
相撲界で言われる「ふんどしかつぎ」は、主に関取付きの付き人を指す俗称です。
付き人は、。
- まわしの管理
- 化粧まわしの運搬
- 着替え補助
- 荷物持ち
- 移動時のサポート
などを担当しています。
特に幕内や十両の関取になると持ち物が増えるため、若い力士が複数人でサポートすることもあります。
テレビで大きな袋を抱えている若い力士たちは、まさにこの『付き人業務』をしている最中です。
実際に運んでいる『ふんどし』はどれくらい重い?
相撲でいう「ふんどし」は、一般的には締め込み(まわし)のことを指します。
このまわしは見た目以上に重く、材質やサイズによって差はありますが、稽古用でもかなり重量があります。
| 種類 | おおよその重さ |
|---|---|
| 稽古用まわし | 約5~10kg前後 |
| 関取用まわし | 約10kg以上になる場合も |
| 化粧まわし | 刺繍込みでさらに重量増 |
特に化粧まわしは豪華な刺繍が施されているため、かなり重くなります。
さらに袋やケースに入れて運ぶため、実際の体感重量はもっと重いとも言われています。
一人で何枚くらい運ぶのか
付き人が運ぶ枚数は、関取の立場や移動内容によって変わります。
一般的には、。
- 締め込み(本場所用)
- 予備まわし
- 化粧まわし
- 浴衣や着替え
などをまとめて持つケースがあります。
そのため、一人でまわしを1~2枚程度持つこともあれば、複数人で分担して大量の荷物を運ぶこともあります。
巡業では荷物量がさらに増えるため、付き人の負担もかなり大きくなります。
なぜ若い力士が担当するのか
相撲部屋では上下関係が非常に厳しく、若手力士が先輩関取の世話をする文化があります。
付き人経験は、単なる雑用ではなく「相撲界の修行」の一部とされています。
例えば、。
- 礼儀を学ぶ
- 関取の生活を近くで見る
- 場所運営を覚える
- 精神面を鍛える
といった意味合いがあります。
実際、多くの有名力士も若手時代には長期間付き人を経験しています。
化粧まわしは特に扱いが大変
化粧まわしは単なる装飾品ではなく、高価で特別なものです。
スポンサーや後援会から贈られることも多く、数十万円から百万円単位になるケースもあります。
そのため、付き人は単に「重い荷物を持つ」だけではなく、汚さないよう細心の注意を払っています。
雨の日や移動時には、専用カバーやケースを使って丁寧に管理することもあります。
巡業ではさらに過酷になることも
地方巡業では移動距離が長く、荷物量も増えるため、付き人の負担はかなり大きくなります。
朝早くから荷物整理をし、会場入り後も支度や片付けを続けるため、かなりの体力仕事です。
特に夏巡業では、。
- 高温
- 重い荷物
- 長時間移動
が重なるため、「ふんどしかつぎは大変」という話がよく出ます。
若手力士にとっては、相撲以外の部分でも鍛えられる期間と言えるでしょう。
まとめ
相撲の「ふんどしかつぎ」は、単にまわしを運ぶだけではなく、関取を支える重要な役割を担っています。
まわしや化粧まわしは想像以上に重く、一枚でも5~10kg以上になることがあり、付き人は複数の荷物を運ぶケースもあります。
また、付き人業務は相撲界特有の修行文化でもあり、若手力士にとって礼儀や責任感を学ぶ大切な経験でもあります。
テレビでは目立たない存在ですが、大相撲を裏から支える重要な役割と言えるでしょう。


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