MLBでは故障や病気などで負傷者リスト(IL:Injured List)入りした選手が、復帰前にマイナーリーグで実戦調整を行うことがあります。この際、「マイナー選手と同じ待遇になるのか」「メジャー施設は使えるのか」といった疑問を持つファンも少なくありません。この記事では、IL入りしたメジャーリーガーがリハビリ出場を行う際の実情を解説します。
IL入り選手のリハビリ出場とは
MLBでは故障からの復帰を目指す選手に対して、一定期間のリハビリ出場が認められています。
これは実戦感覚を取り戻すための制度であり、マイナーリーグの試合に出場して打席数や投球数を調整します。
リハビリ出場中であっても、その選手の契約はメジャー契約のままです。
ユニフォームはマイナーのものを着るのか
リハビリ出場時には所属するマイナーチームのユニフォームを着用するのが一般的です。
例えばニューヨーク・ヤンキース所属選手がAAAスクラントンで調整する場合、その試合ではスクラントンのユニフォームを着てプレーします。
ただし、あくまで一時的な調整参加であり、マイナー契約選手になったわけではありません。
移動や食事はマイナー選手と同じなのか
リハビリ出場中はマイナーチームの活動に同行することが多く、遠征ではチームバスを利用するケースもあります。
ただしスター選手や高額契約選手の場合、球団が個別に移動手段や宿泊環境を手配することもあります。
また食事面についても、近年のマイナーリーグは待遇改善が進んでおり、以前ほど大きな格差はありません。
| 項目 | 一般的な扱い |
|---|---|
| ユニフォーム | マイナーチームのものを着用 |
| 契約 | メジャー契約のまま |
| 移動 | マイナーチームに同行することが多い |
| 給与 | メジャー契約の給与が維持される |
IL入り中もメジャー施設は利用できる
IL入りしている選手は球団のメジャー施設やトレーニング施設を利用できます。
特に故障直後やリハビリ初期段階では、メジャーチーム専属のトレーナーや医療スタッフの管理下で調整を行うことが一般的です。
スプリングトレーニング施設や球団所有のリハビリ施設で練習し、その後に実戦調整としてマイナーへ向かう流れがよく見られます。
なぜマイナーで調整する必要があるのか
ライブBP(実戦形式練習)だけでは試合勘を完全に取り戻すことは難しいためです。
打者であれば実際の投手との対戦、投手であれば試合での球数管理が必要になります。
そのため、多くのMLB選手が復帰前に数試合から数週間程度のリハビリ出場を経験しています。
まとめ
MLBのIL入り選手は、リハビリ出場中こそマイナーチームのユニフォームを着て試合に出場しますが、契約や給与はメジャー選手のままです。移動や活動はマイナー選手と共に行う場合が多いものの、球団によって特別な配慮がなされることもあります。また、IL期間中はメジャー施設や医療スタッフのサポートを受けられるため、マイナー選手と完全に同じ待遇になるわけではありません。


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