日本代表W杯の組み合わせで最も楽だった大会は?決勝トーナメント進出後の相手も含めて歴代大会を比較

FIFAワールドカップ

日本代表が出場したFIFAワールドカップでは、グループリーグの組み合わせだけでなく、決勝トーナメントに進んだ場合の対戦相手まで含めて見ると、大会ごとに難易度は大きく異なります。

2002年の日韓ワールドカップは開催国という条件もあり、日本にとって非常に恵まれた組み合わせと言われます。それでは、それ以外の大会ではどの大会が比較的戦いやすい組み合わせだったのでしょうか。過去の日本代表のW杯を振り返りながら、グループリーグと決勝トーナメントの可能性を含めて比較していきます。

2002年日韓W杯が日本史上最も恵まれた組み合わせと言われる理由

2002年大会の日本は、初めてワールドカップでグループリーグを突破した大会でした。開催国だったためグループ分けでも有利な条件があり、対戦相手にも恵まれていました。

グループHで同組となったのはベルギー、ロシア、チュニジアでした。当時のベルギーは強豪国でしたが、ブラジルやイタリア、アルゼンチンといった優勝候補と比べると戦いやすい相手でした。

さらに決勝トーナメント1回戦ではトルコとの対戦になりました。トルコは強豪でしたが、もしさらに勝ち進んでいた場合でも、ブラジルやイングランドなどの優勝候補と比べると比較的可能性のある山だったと言えます。

2010年南アフリカW杯は決勝トーナメントまで含めると好条件だった

2002年以外で日本にとって比較的恵まれていた大会として挙げられるのが、2010年南アフリカワールドカップです。

日本はグループEでオランダ、デンマーク、カメルーンと同組になりました。オランダは強豪でしたが、デンマークとカメルーンは十分に勝負できる相手で、日本は見事2勝1敗でグループリーグを突破しました。

決勝トーナメントではパラグアイと対戦しました。当時のパラグアイは南米の強豪でしたが、ブラジルやアルゼンチン、スペインといった優勝候補との対戦を避けられた点では、日本にとって比較的良い組み合わせでした。

2018年ロシアW杯はグループ突破は有利だったが決勝Tが厳しかった

2018年ロシア大会では、日本はポーランド、セネガル、コロンビアと同じグループHに入りました。

初戦でコロンビアに勝利するなど、日本にとっては非常に良いスタートとなりました。グループ内には強豪国もいましたが、ドイツやスペイン、ブラジルといった優勝候補と同組ではありませんでした。

しかし決勝トーナメントではベルギーと対戦し、勝利していればブラジル、フランスといった世界トップクラスの国と当たる可能性がありました。ベスト8以上を目指す場合の道のりは非常に険しい組み合わせでした。

2022年カタールW杯はグループ突破は快挙だが山が厳しかった

2022年カタール大会では、日本はスペイン、ドイツ、コスタリカと同じグループEに入りました。

ドイツとスペインという世界王者経験国が同居したため、グループリーグだけを見ると非常に厳しい組み合わせでした。しかし、日本は両国に勝利するという歴史的な結果を残し、グループ首位で突破しました。

一方、決勝トーナメントではクロアチアと対戦し、勝利していればブラジル、その先にはアルゼンチンなど優勝候補が待つ可能性がありました。結果だけを見ると、決勝トーナメントの山はかなり厳しいものでした。

1998年・2006年・2014年大会は組み合わせ面ではどうだったか

1998年フランス大会では、日本は初出場ということもあり、アルゼンチン、クロアチア、ジャマイカという厳しいグループに入りました。特にアルゼンチンとクロアチアは当時世界でも高い評価を受けており、突破は非常に困難でした。

2006年ドイツ大会では、ブラジル、クロアチア、オーストラリアと同組になりました。ブラジルが優勝候補筆頭だったため、グループ突破への難易度は高い大会でした。

2014年ブラジル大会でも、コートジボワール、ギリシャ、コロンビアという組み合わせでした。相手に強豪はいましたが、決勝トーナメント進出後の道のりを考えると、特別恵まれた大会とは言いにくい状況でした。

総合的に見る日本代表にとって楽だったW杯の順位

グループリーグだけでなく、決勝トーナメントの組み合わせまで考慮すると、一般的には以下のような評価になります。

大会 評価される理由
2002年日韓W杯 開催国、グループ相手、決勝T初戦まで含めて最も条件が良かった
2010年南アフリカW杯 突破可能なグループで、決勝T初戦も比較的戦いやすかった
2018年ロシアW杯 GL突破条件は良かったが、決勝T以降が非常に厳しかった
2022年カタールW杯 GLは歴代屈指の難関、突破後も強豪との連戦ルートだった

このように考えると、2002年大会の次に組み合わせ面で恵まれていた大会は、2010年南アフリカ大会と考える意見が多くなります。

まとめ|日本代表のW杯で最も有利な道のりだった大会

日本代表の過去のワールドカップを振り返ると、最も条件が良かったのは2002年日韓大会です。開催国という要素に加えて、グループリーグと決勝トーナメント初戦の相手にも恵まれていました。

その次に挙げられるのは2010年南アフリカ大会で、グループ突破の可能性と決勝トーナメントの組み合わせを総合すると、日本が上位進出を狙いやすい大会でした。

一方で、2018年や2022年は決勝トーナメント進出後に世界屈指の強豪が待つ厳しい山でした。ワールドカップでは組み合わせの運も大きな要素ですが、日本代表は厳しい条件の中でも歴史的な勝利を積み重ねてきたと言えるでしょう。

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