ミラノ・コルティナ冬季オリンピックで注目を集めたりくりゅうこと三浦璃来選手・木原龍一選手のペア演技は、多くの人が動画で振り返っています。その中で、同じ「グラディエーター」を使用した演技なのに、最後のポーズや腕の動きが違う映像があることに気付いた人もいるでしょう。
実際には、これは演技そのものが違うわけではなく、映像の種類や収録された場面の違いによって見え方が変わっています。この記事では、2種類の動画が存在する理由や、フィギュアスケートの演技映像を見る際のポイントについて解説します。
りくりゅうコンビの演技動画が2種類ある理由
同じ大会の同じ演技でも、フィギュアスケートでは複数の映像が公開されることがあります。代表的なのが、テレビ放送版、公式配信版、国際映像版、ハイライト編集版などです。
テレビ放送では、競技終了後の選手の表情や観客の反応、解説などを含めて放送することがあります。そのため、演技終了直後からカメラの切り替えが入り、選手の最後の動作が少し違って見える場合があります。
一方、公式映像やノーカットに近い映像では、演技終了後の選手の動きまで長く映されるため、最後のポーズ後に腕を動かす様子なども確認できます。
最後のリフト後の腕の動きが違って見える理由
フィギュアスケートでは、プログラムの最後の決めポーズを取った後も、選手はすぐに完全停止するわけではありません。音楽終了後に姿勢を戻したり、観客へ向けて挨拶したりする動きがあります。
そのため、ある動画では三浦璃来選手が左腕を上げた状態で映像が終了し、別の動画ではその後の腕の動きまで収録されているという違いが発生します。
例えば、映画のエンドロール前のワンシーンをどこで切り取るかによって印象が変わるのと同じで、編集位置の違いによるものと考えると分かりやすいです。
演技内容が変更されたわけではない
動画が2種類あると、「途中で演技を変更したのではないか」「別の日の演技なのではないか」と感じることがあります。しかし、このケースでは演技構成自体が異なるということではありません。
ペア競技では、ジャンプやリフトなど決められた要素を時間内に行う必要があります。大きな変更があれば競技結果や公式記録にも影響します。
最後の腕の上げ下げのような動きは、採点対象となる技ではなく、演技後の表現や観客へのアピールにあたる部分です。
フィギュアスケートの動画を見る時に注意したいポイント
フィギュアスケートの動画を見る場合、どの映像なのかを確認すると混乱しにくくなります。公式競技映像なのか、テレビ放送なのか、ファンが編集した映像なのかによって収録範囲が変わります。
特にオリンピックのような大きな大会では、複数の国や放送局が映像を提供するため、同じ演技でもカメラアングルや終了タイミングが異なることがあります。
また、選手は演技終了後も観客への感謝を表現するために動くことが多く、その部分まで含めて見ることで選手の魅力をより感じることができます。
りくりゅうコンビの演技が評価された理由
三浦璃来選手と木原龍一選手のペアは、高い技術力だけでなく、演技全体の表現力や一体感でも評価されています。
特にペアスケートでは、2人のタイミング、距離感、リフトの美しさ、演技中の表情など、細かな部分が魅力につながります。
最後のポーズや観客へのアピールも、その演技の余韻を作る大切な要素です。動画によって見える部分が違うことで、別の魅力を発見できる場合もあります。
まとめ
りくりゅうコンビのミラノ・コルティナ冬季オリンピックでの「グラディエーター」を使用した演技動画が2種類あるのは、主に映像の収録範囲や編集タイミングの違いによるものです。
最後に腕を上げたまま終わる映像も、その後に腕を動かす映像も、どちらも同じ演技を撮影したものであり、演技内容が変更されたわけではありません。
フィギュアスケートでは演技後の表現も選手の魅力の一部なので、複数の映像を見比べることで、りくりゅうコンビの細かな表現や魅力をより楽しむことができます。


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