SimplePlanes 2では飛行機だけでなく、船や水上ビークルのような機体を自由に設計することもできます。しかし、航空機向けのパーツをそのまま使うだけでは、船らしい推進や旋回を実現するのは難しく、工夫が必要になります。
この記事では、SimplePlanes 2で船を作る際の基本的な考え方や、プロペラをスクリューのように見せて動かす方法、船を曲げるための舵の作り方について解説します。
SimplePlanes 2で船を作る時に重要なポイント
SimplePlanes 2の物理システムでは、船専用の推進パーツが用意されているわけではありません。そのため、航空機用のパーツを利用して水上で動く仕組みを作る必要があります。
船を作る場合に重要になるのは、浮力、推進力、方向制御の3つです。特に水上では空中と違い、機体の抵抗が大きいため、十分な推進力がないと速度が出ません。
また、機体の重心や水面との接触位置によって挙動が大きく変わるため、最初から完成形を作ろうとせず、小型の実験船から調整すると成功しやすくなります。
プロペラを船のスクリューとして使う方法
船のスクリューを再現したい場合は、通常のプロペラパーツを機体後部または船底付近に配置します。ただし、プロペラは本来空気中で推力を発生させるパーツなので、水中では効率が大きく下がります。
見た目と動作を両立したい場合は、実際に推進するパーツと、見た目用のスクリューを分ける方法がおすすめです。
例えば、船尾に水中用のプロペラを配置し、その前方や周囲に小型の回転プロペラを設置すると、外見はスクリュー船のようにしながら安定した速度を出すことができます。
水中にプロペラを配置する時の注意点
プロペラを完全に水中へ沈める場合、位置によっては推力が弱くなったり、機体が不安定になったりします。
船体後部の中央付近に配置すると直進性が高くなりますが、左右のバランスが崩れると旋回時に予想外の動きをすることがあります。
実際の船でもスクリューは船体中央の軸線上に配置されることが多いため、SimplePlanes 2でも左右対称に設置すると扱いやすくなります。
船を旋回させるための舵の作り方
垂直尾翼を水中に入れるだけでは、十分な旋回効果が得られない場合があります。航空機の尾翼は空気の流れを利用する設計なので、水中では効果が変わります。
船の舵を再現する場合は、垂直尾翼や小型翼を船尾近くに配置し、左右に動かせるように制御設定を行うことが重要です。
例えば、左右の小型翼を回転パーツや制御入力に設定し、左入力で左側へ、右入力で右側へ角度が変わるようにすると、船のラダーに近い動きを作れます。
旋回性能を高めるための調整方法
船が直進してしまう場合は、舵の位置や大きさを見直す必要があります。一般的には、舵は船体の後方に配置するほど方向転換の効果が大きくなります。
また、船体が水面に深く沈みすぎている場合や、重量が偏っている場合も旋回しにくくなります。左右の重量バランスを整え、船体が水平になるよう調整しましょう。
具体例として、小型ボートを作る場合は船尾に大きめの舵を1枚配置し、船体中央付近に重心を置くことで、少ない入力でも曲がりやすい機体になります。
よりリアルな船を作るための応用テクニック
より本格的な船を作りたい場合は、推進用パーツと演出用パーツを分ける考え方が重要です。実際に動かす部分と見た目を担当する部分を分けることで、自由度が大きく上がります。
例えば、内部には強力な推進用エンジンを配置し、外側には大型スクリューや船体パーツを配置することで、駆逐艦や貨物船のような大型モデルも作成できます。
さらに、左右のエンジン出力を別々に制御できるようにすると、片側だけ加速して旋回するような船らしい操作も再現できます。
まとめ
SimplePlanes 2で船を作る場合は、航空機用パーツをどのように利用するかがポイントになります。
プロペラをスクリューとして利用する場合は、推進用と見た目用を分けることで安定した船を作りやすくなります。また、旋回には水中で効果を発揮する位置に舵を配置し、制御設定を調整することが重要です。
最初は小型ボートから試作し、推進力や舵の角度を少しずつ調整していくことで、SimplePlanes 2でも自由度の高い船作りを楽しめるようになります。


コメント