水泳競技や陸上競技では、大会新記録という言葉をよく耳にします。しかし、同じレースや同じ組の中で複数の選手が過去の大会記録を上回った場合、誰が大会新記録になるのか疑問に感じる人も多いでしょう。
この記事では、水泳や陸上競技における大会新記録の考え方や、同じレースで複数人が記録更新した場合の扱いについて詳しく解説します。
大会新記録とは何を意味するのか
大会新記録とは、その大会で過去に記録された最高記録を更新した場合に認められる記録です。対象となるのは、その大会の同じ種目における過去の記録になります。
例えば、ある大会の男子100m自由形の大会記録が50秒00だった場合、決勝で選手が49秒80を出せば大会新記録になります。
重要なのは、大会新記録は順位ではなく記録そのものによって決まるという点です。そのため、1位の選手だけが対象になるとは限りません。
同じレースで複数人が大会記録を更新した場合
同じレース内で複数の選手が過去の大会記録を上回った場合、基本的には条件を満たした選手全員が大会新記録として扱われます。
例えば、陸上男子100mで過去の大会記録が10秒00だった場合、決勝でA選手が9秒98、B選手が9秒95を記録したとします。この場合、A選手もB選手も大会記録を更新した選手になります。
ただし、表彰や公式記録の表示では優勝者の記録が大きく扱われることが多いため、2位以下の選手の記録更新が目立たない場合があります。
水泳競技での大会新記録の扱い
水泳では、タイムが公式記録として管理されるため、決勝や予選で大会記録を上回った選手は、その時点で大会新記録になります。
例えば、予選で選手Aが大会記録を更新し、その後の決勝で選手Bがさらに速いタイムを出した場合、両者とも大会記録更新者です。
ただし、決勝でより速い記録が出た場合、最終的な大会記録保持者として残るのは決勝で記録した選手になります。
陸上競技での大会新記録の考え方
陸上競技でも基本的な考え方は同じです。大会記録を超えた選手は、その順位に関係なく記録更新となります。
例えば、走幅跳で大会記録が8m00だった場合、決勝で1人目の選手が8m05を跳び、その後別の選手が8m10を記録した場合、どちらも大会記録更新になります。
最終的な大会記録として残るのは8m10ですが、8m05という記録も大会新記録を達成した歴史として扱われます。
順位と記録更新は別に考える必要がある
スポーツでは順位と記録が混同されやすいですが、大会新記録の判定は順位とは別のものです。
例えば、優勝した選手だけが大会新記録になると思われがちですが、2位や3位の選手でも大会記録を上回れば記録更新者になります。
これは、競技記録が選手自身のパフォーマンスを評価するものだからです。順位はそのレース内での比較、大会新記録は過去の大会記録との比較になります。
まとめ
水泳競技や陸上競技では、同じレースで複数の選手が大会記録を超えた場合、基本的には条件を満たした選手全員が大会新記録として認められます。
ただし、最終的な大会記録保持者として残るのは、その大会で最も良い記録を出した選手になります。
大会新記録は順位ではなく記録そのものによって決まるため、同じレースで複数人が歴史を更新することも十分あり得る仕組みになっています。


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