チェストプレスやミリタリープレスで立ちくらみする原因とは?腹圧・呼吸・セットアップ時の注意点を解説

トレーニング

チェストプレスやミリタリープレスで、セットアップ時の1レップ目だけ急に立ちくらみのような感覚が来る人は意外と少なくありません。

特に「デッドリフトやスクワットでは問題ないのに、押す種目だけ起こる」というケースは、腹圧や呼吸、血圧変化などが関係していることがあります。

もちろん一時的なものの場合もありますが、原因を理解せず無理を続けると危険なケースもあるため注意が必要です。

この記事では、チェストプレスやミリタリープレスで立ちくらみが起こる主な原因と、改善方法について詳しく解説します。

押す種目で立ちくらみしやすい理由

チェストプレスやミリタリープレスは、「押す動作」と同時に強い腹圧をかけやすい種目です。

特にセットアップ直後の1レップ目では、。

  • 息を止める
  • 急激に力む
  • 首や肩に力が入る
  • 血圧が急上昇する

ということが起きやすくなります。

その結果、一時的に脳への血流バランスが崩れ、「フワッとする」「視界が暗くなる」といった立ちくらみ感覚につながることがあります。

特にミリタリープレスは、腕を頭上へ押し上げるため血圧変化が起きやすい種目として知られています。

腹圧のかけすぎ・息止めが原因のことも多い

筋トレでは腹圧は非常に重要ですが、「必要以上に強く息を止める」ことで立ちくらみを起こす場合があります。

よくあるパターンは、。

  • セットアップ前から息を止め続ける
  • 顔を真っ赤にして力む
  • 押し切るまで呼吸しない

などです。

これはバルサルバ法に近い状態で、一時的に血圧が大きく変動します。

スクワットやデッドでは問題なくても、上半身種目では首周辺に力みが集中しやすく、症状が出る人もいます。

特にセットアップ1発目だけ症状が出る場合、急激な力みと呼吸停止が関係しているケースはかなり多いです。

チェストプレスとミリタリープレスで起きやすいフォームの特徴

フォーム面でも、立ちくらみを誘発しやすい動きがあります。

フォームの癖 影響
首に力が入る 血流圧迫しやすい
肩をすくめる 呼吸が浅くなる
顎を引きすぎる 頸部圧迫しやすい
ブレーシング過剰 血圧急変しやすい

特にミリタリープレスでは、肩をすくめながら押す癖があると、首周辺がかなり緊張します。

その結果、圧迫感やめまい感につながることがあります。

改善方法①『呼吸タイミング』を見直す

まず試したいのが、呼吸タイミングの修正です。

例えば、。

  1. セットアップ前に軽く吸う
  2. 腹圧を作る
  3. 押し始めで少し吐く
  4. ロックアウト後に呼吸

という形です。

完全に息を止め続けるより、「少し逃がす」だけでも症状が軽くなる人は多いです。

特に高レップではなく、1レップ目だけ症状が出る人は効果が出やすい傾向があります。

改善方法② セットアップ重量を急に上げすぎない

ウォームアップ不足や、急な重量変化でも立ちくらみは起きやすくなります。

例えば、。

  • 軽重量から急に高重量へ
  • 肩周り未準備で本セット
  • 心拍が上がる前にMAX近辺

などです。

特にミリタリープレスは肩・僧帽筋・体幹をかなり使うため、ウォームアップ不足が症状につながることがあります。

空シャフトや軽重量で数セット入れるだけでも改善するケースがあります。

改善方法③ 水分・血糖・睡眠不足も確認する

立ちくらみはフォームだけでなく、コンディション要因でも起きます。

例えば、。

  • 空腹トレーニング
  • 脱水
  • カフェイン過多
  • 睡眠不足

などです。

特に朝トレや減量中は血糖低下で症状が出やすくなります。

「押す種目だけ起こる」と思っていても、疲労や栄養状態が重なると症状が悪化しやすいです。

危険な症状の場合は無理をしない

一時的な立ちくらみ程度なら、呼吸改善で治ることも多いですが、。

  • 失神しそうになる
  • 胸痛がある
  • 頭痛が強い
  • 毎回必ず起きる

といった場合は注意が必要です。

高血圧や循環器系が関係しているケースもあるため、無理を続けず医療機関へ相談することも大切です。

まとめ

チェストプレスやミリタリープレスで立ちくらみが起こる原因としては、。

  • 腹圧のかけすぎ
  • 呼吸停止
  • 首肩の力み
  • 血圧変化
  • コンディション不良

などが考えられます。

特に「セットアップの1レップ目だけ」という場合、急激な力みや呼吸タイミングが関係していることが多いです。

まずは、。

  • 呼吸を止めすぎない
  • ウォームアップを増やす
  • 首肩の脱力を意識する

といった点を試してみると改善する可能性があります。

ただし、症状が強い場合や頻繁に起こる場合は、無理せず専門医へ相談することも重要です。

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