フェアウェイからの残り85ヤードという距離は、一見シンプルに見えて実はダフリが起きやすい難しい状況です。本記事では、アプローチで大ダフリが出る典型的な原因と、その場面で安定して打つための考え方を整理します。
85Yという距離がミスを誘発しやすい理由
85ヤード前後はフルショットでもなく、かといって完全なパターでもない“中途半端な距離”です。
そのためスイングの強弱やテンポが崩れやすく、インパクトの最下点がズレやすくなります。
特に「しっかり当てたい」という意識が強いほど、上から打ち込みすぎるミスが増えます。
ダフリの最も多い原因:体重移動の止まり
アプローチで多いミスの一つが、ダウンスイング時に体重移動が止まることです。
体が右に残ったままクラブだけ振り下ろすと、ヘッドの最下点が手前に来てダフリが発生します。
「丁寧に打とう」とするほど体の動きが止まり、この現象が起きやすくなります。
あるある①:手打ちになっている
距離感を合わせようとすると、腕だけでコントロールしようとしてしまうケースがよくあります。
その結果、クラブの入射角が不安定になり、ダフリやトップが交互に出る原因になります。
体と腕の同調が崩れると、特に80〜100Yはミスが増えやすくなります。
あるある②:ボールを“拾いにいく”動き
ダフリを恐れるあまり、無意識にボールをすくい上げようとする動きも典型的です。
これにより最下点が後ろになり、結果的に大ダフリにつながることがあります。
特に51度のようなウェッジではロフトがあるため、この動きが顕著に出ます。
あるある③:リズムが速くなる
短い距離でも「しっかり飛ばそう」とするとテンポが速くなりやすいです。
リズムが速くなるとクラブの軌道が安定せず、インパクト位置がブレます。
結果としてフェースが地面に入りやすくなりダフリにつながります。
安定させるための基本対策
まず重要なのは“振り幅で距離を作る”意識に切り替えることです。
力ではなくスイング幅でコントロールすることで、最下点が安定しやすくなります。
また体重を左に残したままインパクトする意識を持つとダフリは減少します。
まとめ
85ヤード前後のアプローチは中途半端な距離であるがゆえに、スイングの乱れが出やすい状況です。
ダフリの主な原因は体重移動の停止・手打ち・リズムの崩れにあります。
力加減ではなく振り幅と体の連動を意識することで、安定したショットにつながります。


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