バレーボールでは「アジア選手権」と「アジア大会」という似た名前の国際大会がありますが、実際には目的や主催団体、開催周期などが異なる別の大会です。福岡県北九州市で開催されるアジア選手権と、愛知県名古屋市で開催されるアジア大会は混同されやすいですが、それぞれの位置づけを理解すると違いが分かります。
この記事では、バレーボールのアジア選手権とアジア大会の違い、日本代表がどのようなメンバーで臨む可能性があるのかについて詳しく解説します。
バレーボールのアジア選手権とはどんな大会なのか
バレーボールのアジア選手権は、アジア地域のバレーボール連盟であるアジアバレーボール連盟(AVC)が主催する大会です。
正式には「アジアバレーボール選手権大会」と呼ばれ、アジア各国の代表チームが参加して、地域内でのバレーボールの実力を競います。
この大会は基本的にバレーボール競技に特化した大会であり、男子・女子それぞれの日本代表が出場します。世界大会への出場権やランキングにも影響する重要な大会となる場合があります。
アジア大会(アジア競技大会)とは何が違うのか
一方、アジア大会は「アジア競技大会」と呼ばれる総合スポーツ大会です。アジアオリンピック評議会(OCA)が主催し、4年に一度開催されます。
陸上、水泳、サッカー、バレーボールなど非常に多くの競技が行われるため、バレーボールだけを目的とした大会ではありません。
例えばオリンピックに近い形式で、アジア各国の代表選手が複数競技に参加する大規模なスポーツイベントです。そのため、バレーボール競技はアジア大会の中の1種目という位置づけになります。
北九州開催のアジア選手権と名古屋開催のアジア大会は別物
福岡県北九州市で行われるバレーボールのアジア選手権と、愛知県名古屋市で開催されるアジア大会は、開催地が違うだけでなく大会そのものが異なります。
アジア選手権はバレーボール専門の大会で、アジア大会は多種目を含む総合大会です。そのため、同じアジア地域の国際大会でも役割や重要度は別に考える必要があります。
例えるなら、サッカーのアジアカップとアジア競技大会のサッカー競技が別大会であるのと同じような関係です。
日本代表はフルメンバーで出場する可能性はあるのか
アジア選手権の場合、日本代表は大会の重要度や年間スケジュールによってメンバー構成が変わります。
国際大会が集中する年には、選手のコンディション管理や若手選手の経験のために、必ずしも毎回すべての主力選手が揃うとは限りません。
例えば、世界選手権やオリンピック予選などが近い場合は、主力選手を中心に編成することもありますが、将来を見据えて若手選手を多く起用するケースもあります。
アジア大会ではメンバー選考の考え方が変わる
アジア大会は総合スポーツ大会であり、バレーボール以外にも多くの競技が開催されます。そのため、代表チームの編成は国際大会の日程や選手の負担を考慮して決められます。
過去のアジア大会でも、オリンピックや世界大会を優先するため、一部の大会では若手中心のメンバーが選ばれることがありました。
ただし、アジア大会も国際大会として重要な意味を持つため、経験豊富な選手が参加する可能性もあります。大会の時期やチーム状況によって判断されることになります。
両大会を見る時に注目したいポイント
アジア選手権では、アジア内でのバレーボールの順位争いや世界につながる戦いを見ることができます。
一方でアジア大会では、他競技の代表選手とともに日本代表が戦う特別な舞台となり、国を挙げたスポーツイベントとしての魅力があります。
そのため、どちらが上というよりも、それぞれ違った価値を持つ大会として楽しむことができます。
まとめ
バレーボールのアジア選手権とアジア大会は名前が似ていますが、別々の国際大会です。アジア選手権はバレーボール専門の大会、アジア大会は多くの競技が行われる総合スポーツ大会という違いがあります。
北九州で開催されるアジア選手権と名古屋で開催されるアジア大会は、それぞれ目的が異なるため、日本代表のメンバー編成も大会の状況によって変わります。
どちらの大会でも、日本代表選手の成長やアジア各国との競争を見ることができるため、バレーボールファンにとって注目すべき大会です。

コメント